翔びそこねていた君へ
いつも思うことだが、南こうせつの曲はメロディ・ラインが実に美しい。それに歌詞の方もきれいで、情景描写も非常に豊かだ。このアルバムには、味の素のTVCFに流れる「君が泣いた日」をはじめ、そうした詩情あふれる全10曲が収録されている。
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4年ぶりのオリジナル・アルバムは、しなやかな感性を伴った優れた歌詞に素直なメロディが付けられた10曲を収録。若い頃の恋に落ちたトキメキ感やしみじみ人生を振り返るなど普遍的な歌が多く、カントリー風の伸びやかなサウンドをバックに若々しい歌声が響く。 2003/04/23 発売
全米コンサート・ツアーを行なった南こうせつが、2003年6月21日、憧れの地ニューヨークの“THE TOWN HALL”で開いたコンサートのライヴ2枚組。歌もMCをまったく日本と同じスタイルで超満員の観客を魅了している。フォーク世代は世界中に広がっているのだ。 2003/12/03 発売
4年5ヵ月ぶりというオリジナル・アルバム。おいちゃんの世界は全然変わらない。しかし、「友の唄が聴こえる」に顕著だが、歳月を経たからこそ歌える歌への変化は確実にある。ツアー・バンドのバッキングも的確。サウンド・プロデュース兼ベーシストの河合徹三は元ラスト・ショウ。 2007/09/12 発売
デビュー40周年を記念した、かぐや姫時代からの楽曲を収録するベスト・アルバム。ファン投票によりレーベルの枠を超えて選曲された、彼の活動の軌跡をたどることができる密度の濃い内容だ。 2009/05/08 発売
デビュー40周年を記念してリリースされたシングル。「二人のラプソディ」は、連れあいに先立たれた者の思いをうたい、「千の風になって」へのアンサー・ソングかと思わせる。別れた妻と再会し、一緒に過ごした頃を思い出す「風に吹かれて」は、遠くなった青春への挽歌である。 2009/09/02 発売
2009年9月、還暦を記念して、つま恋で開催された野外コンサート“サマーピクニック”の模様を収録した3枚組。伊勢正三、イルカ、杉田二郎、加藤和彦、ムッシュかまやつ、松山千春、小田和正など、豪華ゲストが結集し、さながら青春フォーク大全の趣。坂崎幸之助と組んだクローンズでは“酔いどれかぐや姫”を再現。ゲストもすごいが、この人のポジティヴなエネルギーはすごい。バック・バンドの鮮やかなサックスは誰かと思ったら中村哲だった。途中から徳武弘文や石川鷹彦も参加するバック・バンドも鉄壁。 2009/12/02 発売
約2年半振りのオリジナル・アルバム発売! 南こうせつがコロナ禍を経て放つメッセージ「夜明けの風」。 コンサート活動が止まった2020年、「夜明けの風」を制作、そして再開されたコンサート で実演。この「夜明けの風」のメッセージは会場のファンからの熱い反響を受けレコーディングが実現。 他作品は、過去に自身のアルバム候補曲として温められていた「がんばってみようか」、 自宅書庫から三十数年を経て発見された、「プライベート・ソング2」(作詩:岡本おさみ)、 五木ひろしさんに書き下ろした「ぽつんとひとりきり」をセルフカバー、 若かりし自身を重ねる様なミュージシャンを語る作品「歌うたいのブルース」。全5曲収録。 2021/09/08 発売