VOICE MAIL
実に14年振りのソロ。いかにも彼らしいポップス・アルバムに仕上がっている。新しいものを追求しようともせず、ただ、自分流のサウンドを渇望するウェットンは、ある意味で正直者!? そんなひとかけらの純粋さに惹かれる彼のファンへのウェットンの私信。
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昨年の来日公演の模様を収めたCD。ジョンの歩んできたキング・クリムゾン、UK、エイジア、ソロ時代から選ばれた数々の“泣き”の曲に、思わず聴き入ってしまた私である。もはや名人芸の域のヴォーカルは堪能できるが、ベースの演奏はかなり地味だ。 1995/02/17 発売
99年に行なわれた日本公演が大成功に終わったプログレッシヴ界の名ベーシスト。数々のバンドでプレイしてきた経験を随所に聴き取ることができる、コマーシャル色の強い内容の作品である。 2000/12/16 発売
ここのところライヴ作が出過ぎ……という気もするが、98年の欧州ツアーを収める本作は音質もまぁまぁ。99年8月の来日公演(エイジア再編ライヴと差し替え)とほぼ同じ構成で、クリムゾンやUKのナンバーがちゃんとプログレとして再現されているのが嬉しい。 2001/10/21 発売
2000年の『ウェルカム・トゥ・ヘヴン』以来となる最新スタジオ作。エイジア時代の旧友、ジェフ・ダウンズ(key)の参加が話題だが、中堅どころのプログレ・ミュージシャンを起用しての淡いシンフォニック音像にこそ、今作の本流が見て取れるに違いない。 2003/01/22 発売
エイジア脱退から3年を経た94年発表のソロ2作目。エイジアとは一味異なる作風が実に印象的。ロバート・フリップやスティーヴ・ルカサーといった豪華なゲスト陣にも注目だ。 2007/10/24 発売
極上のメロディメーカー、ジョン・ウェットンの80年発表のアルバム。全編とおしてポップ・フィーリングにあふれた一枚で、後のエイジアの音楽的試金石とも言える。ロック史に残る隠れた名盤だ。 2008/08/20 発売