メトロポリタン歌劇場と史上初めてソリストとして契約を結んだ黒人歌手であるマリアン・アンダースン(1897〜1993)は、深々とした低音が魅力のコントラルト。この黒人霊歌集では、困難な時代に自ら道を切り拓いた彼女の強い心が伝わってくる。