両端に技巧的な曲を配置し、間奏曲風にバラキレフのリリックな曲をはさむ。ちょっとしたリサイタルのような構成のCD。技巧の冴えは言わずもがな。しかしキーシンは、それだけに依存することからの脱却を試みているようだ。成否は半々といったところ。
1998/11/06 発売
12歳でのデビュー盤には、びっくりしたなー。ここには、ラフマニノフが16歳だが、あとは20歳過ぎてからのピアノ・ソロを集めている。テクニック、構築力、豊かな表現力と、このかつての天才少年は、見事に王道を歩んでいる。それだけでも凄いことじゃないだろうか。 2008/07/23 発売
2016/12/07 発売