ドイツ・ハルモニア・ムンディ バッハ名盤撰 23::バッハ:半音階的幻想曲とフーガ〜クラヴィーア幻想曲集
想いが翔び才気が走りワザに目くるめく。緻密堅牢に構築されじわり熱くなるバッハとは対極の音の姿がこれら幻想曲には結晶している。鋭敏な即興性で時にカッと熱く響きを解き放つシュタイアーの演奏は、そのヘソを過たず捕まえてゾクとヴィヴィッドだ。★
関連音楽
バッハ:クラヴィーア練習曲第1巻&第2巻 イタリア協奏曲、6つのパルティータ&フランス風序曲バッハ:クラヴィーア練習曲第1巻&第2巻 イタリア協奏曲、6つのパルティータ&フランス風序曲
1994/12/16 発売
ドイツ・ハルモニア・ムンディ バッハ名盤撰 24::バッハ:パルティータ[クラヴィーア練習曲集第1巻]、イタリア協奏曲&フランス風序曲[クラヴィーア練習曲集第2巻]ドイツ・ハルモニア・ムンディ バッハ名盤撰 24::バッハ:パルティータ[クラヴィーア練習曲集第1巻]、イタリア協奏曲&フランス風序曲[クラヴィーア練習曲集第2巻]
クラリティ(明晰さ)とダイナミクスに優れた歯切れの良いバッハ、新装再登場。演奏、楽器、録音と3つのエレメントの絡み合いが1枚の(3枚組だが)ディスクに実を結ぶ。シュタイアーは、ピリオド楽器の鍵盤奏者としては珍しいくらいに、録音レパートリーはフォルテピアノが圧倒的に多い。不完全な楽器の機能的限界を知りぬいた上で、その美質をフルに生かす演奏を作り上げる術に優れた、真のヴィルトゥオジティを有する稀有な才能の証でもある。バッハ鍵盤作品の到達点をチェンバロを駆って描き出した真の名盤だ。 2005/06/22 発売
