ナイト・イズ・ゴーン〜ドク・ポーマス・ト
プレスリー、ドリフターズ他、50年代のR&B、ロックンロールに不世出の名曲の数々を提供し続けたソングライターに捧げられたカヴァー集。快演居並ぶ各人の解釈も面白いが、解説がまた泣かせる。ユダヤ系と黒人音楽とのかかわりを示唆する箇所も。
関連音楽
オリジナル・リリース時(84年)は全然ダメだったけど最近になって、やっと歴史的意義が出てきた“めんたいオムニバス・ライヴ”。CDとしては今作が三度目で遂に完全収録。1CDでも収録できるのに何故か2CD。ちょっと御祝儀には高すぎる。 1990/12/21 発売
大ざっぱにいってしまえば、70年代の名曲の掘り起こしを試みたってわけか。音のシンプルさとか、時代を感じさせるものは、プンプン臭ってくるが、いいものはいつ聴いてもいい。またほとんどが今も現役。持続のパワーがある人は、いいものを残す。 1992/06/01 発売
ニューヨーク・ドールズ時代の僚友たちをはじめ、セックス・ピストルズやハノイ・ロックスのメンバー、ラモーンズ、パティ・パラディンらが亡き友の名曲をカヴァーしたジョニー・サンダース追悼盤。それぞれの思いを込めた泣かせる熱演を聴かせてくれる。 1994/02/25 発売
あの歴史的大イヴェント、ウッドストックの4枚組ということで話題のこのセット。基本的にはイヴェントそのものの音源を再編成しているもので、映画のサントラとして音楽以外の部分も多かった25年前の『ウッドストック』とは性質が違う。CCR、ジャニス・ジョプリンなど、今回やっと陽の目を見たアーティストの演奏が“売り”のベスト・オブ・ウッドストック。僕は2枚目だけ欲しい。 1994/09/25 発売
ヘヴィ・メタル/ハード・ロック系バンドの、ミディアムからスロー・テンポのバラードには、結構いい曲があったりする。その代表は本作にも収められているMR.BIGの(10)。コンサートで聴かせどころのバラードが13曲、聴き応え十分、うれしい企画盤です。 1994/10/25 発売
徳間ジャパンのワイルド・ジャンボ・レーベル周辺の8アーティストが参加したオムニバス。責任者は窪田晴男、小西康陽、桜井鉄太郎ほか。よって小西メイドの夏木マリ、窪田メイドの五木ひろしなどが楽しめる。ミスマッチを超えたお洒落さが特徴? 1994/11/25 発売
60年代R&Bから70年代ソウルをリードしたアトランティックのソウル歌手たちのコンピレーション集。超有名なパーシー・スレッジ(1)やダニー・ハサウェイ(5)、アレサ・フランクリン(7)を中心にソウル・バラッズを12曲収録。サム・ディーズの(6)なんてシブイ。 1995/01/25 発売
同名のホラー映画に使用された10曲を収録。メタル系を中心に、個性的なバンドが集まった。未発表曲が多いのもうれしい(特にメガデスの(4)は出来がいい)。本アルバムでは異色になる“ホラー・コア”の(10)も印象的。ホラーとロックの新たな関係を感じさせる。 1995/02/25 発売
1995/07/25 発売
さすがにこの手のCDを作らせるとJ-WAVEはセンスがいい。バラード集の中には、いかにもといった曲が並び、こちらが赤面してしまうものも少なくないが、このアルバムは自然体でいながら、音楽通をして「おっ」とうならせる絶妙の選曲がキラリと光る。 1995/09/25 発売
バート・バカラックの名曲を取り上げたR&B/ソウル・ヒットというのは実はかなりの数あるのだが、これはアトランティック・レーベルに残るそうしたヒットのコンピ集。アレサ・フランクリンの(4)をはじめ涙ものばかり。曲もいいが、歌手もいい。 1996/03/25 発売
1996/11/25 発売
1996/11/25 発売
70年代アトランティック音源から、スウィートなバラードばかりを集めたオムニバスのグループ編。サブ・タイトル通り、甘くて酸っぱい名唱が揃っています。甘いだけじゃなく、その中にドロドロした熱気がトグロを巻いている感じが今の凡百のソウルとは違う。 1997/03/25 発売
アトランティック所属のソロ・シンガーによる70年代のソウル・バラード集。ディスコ・ブーム華やかかりしこの時代は、グループとは対照的に、ソロ・シンガーには厳しい時代であったが、着実に自分のソウル・スタイルを守り続けた者たちの心意気を感じる。 1997/03/25 発売
美しいフィンランドの風景を思わせるようなマデトーヤの世界。その泉からシベリウスの伝統を継承する……と評されるにふさわしい音楽が流れ出す。その自然でのびやかで、しかも独特の透明感をもった響きは、まさに北欧の空気そのもの。懐かしささえ感じる。 1997/04/25 発売
フィンランドのウーノ・クラミは1900年生まれ。シベリウスの後の世代で、いわゆる民族的ロマン主義以後の音楽を考えたと思われる。作風は多彩で、ドビュッシーやストラヴィンスキーをはじめさまざまな影響を感じさせる。折衷的というより試行錯誤の感。 1997/04/25 発売
シベリウス以降のフィンランド音楽を聴かせてくれるシリーズ。ラウタヴァーラは28年生まれで、作風は新古典主義から12音音楽を経て、さまざまな様式の融合へと展開している。(1)は野鳥の声(テープ)とオーケストラが掛け合い、抒情性あふれる名曲。 1997/04/25 発売
ローズ・アンリミテッドやTechie、岡田徹らによる渚十吾プロデュースのラウンジ感覚のポップ・ミュージックだ。ちょいと尖った感性による近未来型の“軽音楽”といったタイプのもので、妙に薄っぺらな感じの懐かしくさえある音作りが気持ちいい。 1997/06/25 発売
1997/07/25 発売
マツリ・プロダクションによるサイケデリック・トランスのオムニバス。選曲はTSUYOSHI SUZUKIが行なっており、イスラエル、フランス、イギリス、オランダ、日本のトップ・サイケデリック・トランサーたちのサウンドが堪能できる。 1997/07/25 発売
10組のインディーズで活躍するバンドのコンピレーション。インナーの写真を見るとヴィジュアル+ハード・ロックな人たちがいますが、音はいろいろ。繊細な(1)、ちょっとビリー入った(3)、ハードコア色強い(5)、それと(8)が印象的。みなさん、名前が難しいです。 1997/09/25 発売
タイトルは言い得て妙(単にお笑いコンビの名前から思いついたようでもあるが)。いっとき最大瞬間風速を記録したにも関わらず後は埋もれてしまったグループのオムニバス・ヒット集。要するに“一発屋”ってことだけど、(2)、(5)、(16)など記憶に残る曲も多い。 1997/11/25 発売
ライヴ・シーンで活躍中の10アーティストによるオムニバス・アルバム。この中に第2のLUNA SEA、GLAYはいるのでしょうか? ヴィジュアル好きの若人にはきっとお楽しみいただけるでしょう。プロデューサーは知る人ぞ知るDYNAMITE TOMMY。 1997/11/25 発売
こんな曲たちを聴かないと涙が出なくなった人たちがいたらそれは不幸だ。これはパラドックス。ここに集められたアダージョなどは誰でも涙を誘われ、感動するだろう。(2)(3)を入れるなど少し捻った選曲だが、数多あるこの類。付録エッセー、ジャケ写で勝負か。 1998/01/15 発売
これは珍しい、ブルース・ウーマンのコンピ。テキサス州にあるアントン・レコーズの、23〜54歳(92年発売当時)の白人6人+黒人2人の女性の歌/演奏を収録。どブルースからロック、カントリーなどの要素を含むものまで、さまざまな{魂}が詰まってる。 1998/01/25 発売
ジャズ、ソウル、ファンク、ラテン、ブラジルなどをクロスオーヴァーさせたダンサブルなサウンドでクラブでの人気も高いCTIの音源(ヒップホップの元ネタの宝庫としても有名)から人気DJ沖野修也がセレクトした11曲。 1998/02/21 発売