CINNAMON HOTEL
ギター・バンドながら、ノイジーになり過ぎずシンプル過ぎずの筋の通ったサウンド・メイキングは実にアグレッシヴ。それでいてヴォーカルを邪険にせず言葉も聴き手に届かせている。目につくイカした3ピース・バンドの中でも彼らはハイレベル。
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米グランジや英デムズ・ヴァレーとの共振をみせるかのような、プレイグスのデビューEP。伸びやかなポップ・メロディも映えたハードなサウンド・メイクもなかなかで、この手の日本のバンドの欠点である歌も個性があるのが良い。一度ライヴを見たい。 1993/03/21 発売
ギター、ベース、ドラムスという3人編成でキリキリした鋭利なサウンドを届けるプレイグス。1stアルバムに続くこのepは、ライヴ・ヴァージョン2曲(3)(4)を含む4曲入り。ビジュアルも“今”を意識していてなかなかオシャレ。ヤバめのニオイが堪らない。 1994/11/30 発売
ザラついた音色で荒々しい演奏、だけど3ピースながら鍵盤各種を巧みに効かせてR&Rのツボをビシッと押さえたアレンジ。所々に匂うスワンプ系のノリ。何ヵ月か前にライヴを観た時は正直ガッカリしたけど、レコーディングものはとてもカッコいい。 1995/03/25 発売
本年2作目にあたるフル・アルバム。おそらくは、イギリスの同世代のバンドたちの音に触発されたところからスタートしているはずの彼らの唄たちに、まぎれもない「日本のロック」の伝統が感じとれるのが、実に興味深い。それともワタシが年とった証拠? 1996/02/21 発売
初期のドゥービー・ブラザーズを思い出してしまいました。スッキリと、力強く、それでいて腰が入ったしぶとさもある。曲はわかりやすくメロディアス。ギターの抜けのいい音はワイルドでちょっと泣かせもする。ハモンドがいい響きを背後に加えています。 1996/05/10 発売