峠の我が家
夫の坂本龍一と同じミディ・レコードに移籍した矢野顕子のニューヨーク録音盤。サトウハチロー/中田喜直の唱歌「ちいさい秋みつけた」や小田和正の「夏の終り」など全9曲、独得の高音と節まわしは相変らずだが、家庭に対する彼女の思いを感じさせてくれる。
関連音楽
リトル・フィートらとの共演によるデビュー盤『ジャパニーズ・ガール』、76年秋のデビュー・コンサートを収録したライヴ盤『長月 神無月』、73〜76年の初期セッションを中心に構成された『いろはにこんぺいとう』、NY録音の『ト・キ・メ・キ』、YMOを中心にした豪華なバック・バンドとのライヴ盤『東京は夜の7時』、という76〜79年の5枚のアルバムを収録したボックス・セット。 1990/11/25 発売
あがた森魚、佐野元春、大貫妙子、山下達郎などのカヴァーが中心の、後への転機になったと言われる作品。ピアノの弾き語りによるシンプルな演奏だが、自然体の包容力はやはりこの人ならではの世界。制作過程を追った映像も後に発売されたが、これも必見の内容だ。 1992/06/01 発売
80年代にアッコちゃんが手掛けたCM曲集。ボ〜ッとTVを見てる時、彼女の声が流れてくるとふっと和む。優しい声の肌触り。それは幸せを感じる数秒間。もっと長くその気分を味わいたいからこのアルバムの登場です。ライナーノーツにインタビュー付き。 1992/09/21 発売
80年の『ごはんができたよ』から87年の『グラノーラ』までの6枚のアルバムからピックアップした13曲に、シングルとしてのみ発表された(9)をプラスしたベスト。各曲のクオリティーについては文句なし。でも、ベスト盤向きの人ではないということを痛感。 1993/03/01 発売
故郷の海へ続く道を歩きながら聴いた。なんだかむしょうに泣けてくる。退屈で飛び出したこの街が、本当はすごく大切な場所だったと気づいてしまう。大切な人や場所や気持ち…はっきりそれを感じさせてくれる愛あるアルバムです。 1993/06/02 発売
1979年にオーディオ・ファン向けに45回転LPという形で発表された幻のアルバムのCD化。矢野顕子のキーボード、大村憲司のギター、本多俊之のサックスなど、今聴いてもキラッと光るプレイが散りばめられている。曲はクイーンのバラードのカヴァー。 1993/08/21 発売
定価を下げての再発売。アッコちゃんのファンは若年層が多いから、うれしい企画だ。LPでの発売順に見てみよう。テクノ全盛の79年、YMOといっしょに作った『ごはんができたよ』。初のCMソングの流行で一般に知られるようになった81年『ただいま。』82年『愛がなくちゃね。』糸井重里、ピーター・バラカン、高橋悠治の顔も見える。84年『オーエスオーエス』ではL.A.での録音も。だんだん活動範囲が広がっていく感じだ。 1993/09/21 発売
高橋悠治と坂本龍一のピアノ伴奏による矢野顕子の歌曲アルバムといった内容です。高橋悠治と谷川俊太郎の「はこ」や「ゆめのよる」などに、ドビュッシーやラベル、ストラヴィンスキー、シューベルトの曲も歌われている。声楽家・矢野顕子のアルバムです。 1993/09/21 発売
万年少女、矢野顕子の1年9ケ月ぶりのオリジナル・アルバム。年齢を超越したヴォイスや童話チックな詞の世界は好き嫌いもあるだろうが、何故かツンと鼻をつくほどに懐かしく心地良い。彼女が「音楽は美しい力」と唱えれば素直に納得してしまいそうだ。 1993/09/21 発売
ほんとうにスケールが大きいなあ。相手の胸のシワ具合いを無意識のうちに白日の下にさらけ出させてしまうような楽しさと恐しさがアッケラカンと同居している。言葉と肉体の関係について改めて考えさせられた。ピアニスト矢野顕子の魅力もたっぷりと。 1993/09/21 発売
矢野顕子が、78年にニューヨークで完成させたアルバムの復刻CD。ロシア民謡やベートーベンを実に大胆にこなし、この人特有の個性を放っているが、ニューヨークの精鋭たちと軽々と共演し、しっかりと自分の世界を築き上げてしまう力量に目を見張る。 1994/05/25 発売
86年までのシングルなど、オリジナル・アルバム未収録の曲を集めた作品集。30代以上の人ならアグネス・チャンでおなじみの(1)など、貴重モノもあり。どれも彼女ならではの自由な、型にはまらない表現で、音楽が伸び伸びと羽ばたいている。 1995/01/21 発売
ピアノの弾き語りによるカヴァー集((15)のみ書き下ろし)。文部省唱歌からアグネス・チャン、ジェームス・テイラーといった異色どころからTHE BOOM、大貫妙子、細野晴臣など慣れ親しんだ仲間の顔も見える。微笑みと優しさが滲んでくる名盤。 1995/10/21 発売
20年のレコーディング・キャリアを記念してのベスト。初期ティン・パン・アレー参加の未発表ヴァージョン(3)や、リトル・フィートを敬服させた(4)など、初期録音の躍動感が素晴らしい。ピアノが暴れる曲が、もう少し収録されてもよかった気はするが。 1996/09/23 発売
オリジナルCDとはまた別の魅力で定評のある矢野顕子のライヴ。この数年ずっと収録していた音源の中から、ベストとも言える選曲でCD化! 同企画のVIDEO、DVDも同時発売。 2000/06/21 発売
原点ともいえるピアノ弾き語りのスタイルで、数々の名曲をカヴァー。ニューヨーク郊外のプライベート・スタジオでの録音した作品だけに、独特の世界が広がり、元気になれるアルバムだ。 2000/11/01 発売
過去に発売されたピアノ弾き語りアルバム3枚から選曲したベスト盤。さらに新録として、くるりの「ばらの花」のカヴァーや、デビュー作収録の名曲で、ピアノ弾き語りは初録音となる「電話線」も収録。 2003/10/01 発売
27枚目となる、矢野顕子渾身のオリジナルアルバム「akiko」は、プロデューサーにグラミー賞受賞のT・ボーン・バーネット、ギターに鬼才マーク・リーボウを迎えての製作。 ⇒『akiko』トレイラー 2008/10/22 発売
2010年2月10日発表の、ピアノ弾き語り作品第4弾。理想のアコースティック空間である神奈川県立音楽堂にて一発録りを敢行。縦横無尽なピアノ・プレイとヴォーカルによって再現されたカヴァー曲と未発表曲を収録する。 2010/02/10 発売
【収録予定曲】 ※曲順未定、全11曲収録予定 ●誇り高く生きよう ●約束 ●恩赦 ●雑踏 ●胸が張り裂けそう ●毎日がブランニューデイ ●セラピー ●500マイル ●Day Dream Believer ●多摩蘭坂 ●ひとつだけ 2013/02/06 発売
矢野顕子 40th Anniversary 究極のALL TIME BEST ALBUM「矢野山脈」 ・1976年、天才ピアノ少女として矢野顕子がアルバム「JAPANESE GIRL」でソロデビューして、40年。 日本音楽界に残してきた数々の名曲と伝説を称え、これまでできなかった、所属レーベル・事務所の 垣根を越えた究極のオールタイムベストを発売。 矢野顕子が40年をかけ創り出したジャパンポップスの巨大な山「矢野山脈」ここに誕生! ・年代ごとに3枚のCDに分けて収録した代表曲の数々に加え、40周年を記念しSeihoをトラックメーカーに迎え、 新たに再録される「春咲小紅(矢野山脈ver.)」も入った51曲。 ・CD全曲最新リマスタリング音源。 <収録内容> 【CD】BEST SONGS 1976-1984 01.気球にのって 02.電話線 03.丘を越えて 04.行け柳田 05.昨日はもう 06.ト・キ・メ・キ 07.ひとつだけ 08.ごはんができたよ 09.在広東少年 10.ただいま 11.春咲小紅 12.ROSE GARDEN 13.愛がなくちゃね 14.どんなときも どんなときも どんなときも 15.ラーメンたべたい 16.GREENFIELDS 【CD】BEST SONGS 1985-1997 01.はこ 02.David 03.Home Sweet Home 04.そこのアイロンに告ぐ 05.ふりむけばカエル 06.自転車でおいで 07.Watching You 08.BAKABON 09.湖のふもとでねこと暮らしている 10.SUPER FOLK SONG 11.PRAYER 12.SHENANDOAH 13.にぎりめしとえりまき 14.夢のヒヨコ 15.愛について 16.クリームシチュー[The Stew] 17.All The Bones Are White 【CD】BEST SONGS 1998-2016 01.ひとりぼっちはやめた[QUIT BEING ALONE] 02.Dreaming Girl 03.あたしンち 04.N.Y.C. 05.PRESTO(feat. 岸田繁) 06.中央線(feat. 小田和正) 07.ひとつだけ(feat.忌野清志郎) 08.When I Die 09.変わるし 10.きよしちゃん 11.いい日旅立ち 12.多摩蘭坂 13.セラピー 14.飛ばしていくよ 15.ISETAN-TAN-TAN 16.Tong Poo 17.Welcome to Jupiter 18.春咲小紅(矢野山脈 ver.) 2016/11/30 発売
最新アルバム『ふたりぼっちで行こう』は、全曲コラボ作品。 矢野顕子最新アルバムは全楽曲にゲストアーティストを迎えたコラボ作品。 そのアルバムに収録される楽曲は、大貫妙子の名曲「横顔」を矢野顕子と奇跡のコラボレーションした楽曲や 先日発表となったNHKラジオ深夜便「深夜便のうた」10月ー11月に決まった前川清とコラボした新曲「あなたとわたし」を含む全11曲。 各アーティストとのコラボレーションによるカバー楽曲をはじめ、共作楽曲や、矢野による新曲も収録される。 2018/11/28 発売
矢野顕子が1992年に発表した歴史的カバー・アルバム「SUPER FOLK SONG」。ピアノと歌だけの“一発録り"レコーディング。 矢野オリジナルに見事に形を変えた各曲、録音時の極限の緊張感まで伝わるようなすさまじい臨場感…。 「名盤」の領域をも超えた作品と言っても過言ではないこのアルバムをアナログレコードで再リリース。 CDとは違った趣を感じるであろう。米国カッティング&プレス盤。 <収録内容> 米国カッティング&プレス盤 【SIDE-A】 01.SUPER FOLK SONG 02.大寒町 03.SOMEDAY 04.横顔 05.夏が終る 06.HOW CAN I BE SURE 07.MORE AND MORE AMOR 【SIDE-B】 01.スプリンクラー 02.おおパリ 03.それだけでうれしい 04.塀の上で 05.中央線 06.PRAYER 2019/11/20 発売
1976年7月25日のデビューアルバム『JAPANESE GIRL』のリリースからまもなく45周年を迎える節目の年に、オリジナルアルバムのリリースが決定! 矢野顕子名義としては『ふたりぼっちで行こう』以来、約3年ぶりの待望のアルバム! 収録曲は、アルバムのために新たに制作された多数の新曲のほか、コロナ禍のNYと日本をリモートで 繋ぎ制作された「愛を告げる小鳥」、アニメ主題歌としても好評を博した「大家さんと僕」、 さらにはスペシャルなカバー曲を含む全10曲を収録予定。 また、本作は矢野顕子にとって盟友ともいえる林 立夫、小原 礼、佐橋佳幸を迎え全編を通し バンド編成にこだわって制作!バンド編成でのフルアルバムは約13年ぶり。 2021/08/25 発売