ザ・マインズ・アイ
スウェーデンの5人組の3枚目。歌唱が濁声ゆえメロディック・デス・メタルとも呼ばれるけれど、ツイン・ギターのフレーズは弦楽奏にも通じ、曲の展開はアイアン・メイデンにも近い。女性ヴォーカルの入る(7)が美しや。日本盤のみの(15)はインダストリアル。
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スウェーデンから登場してきた、デス・メタル系の5人組バンドの日本デビュー作。本国では3年前に発売された同名のデビュー盤に、94年に出たミニ・アルバムを丸々プラスした、日本独自企画盤。スピード感あふれる攻撃的な演奏を満載。 1995/12/21 発売
北欧メロディック・デスの注目株である彼らのセカンド・アルバム。アイアン・メイデンとイングヴェイ・マルムスティーンを足して2で割ったような叙情派サウンドはデスというよりはノーマルなメタルのニュアンスが強い。デス嫌いにも一聴の価値あり。 1996/02/21 発売
北欧メロディック・デス最大の出世頭である彼らの4作目。メロディアス指向はさらに強まり、voも表現力を全面に打ち出したノーマル・タイプへと変化。ブルータルーな彼らが好きとのコアなファンはもの足りなさを覚えるかも。貫禄漂う作品で僕は満足だが。 1999/06/21 発売
デス・メタルでありながらメロディアスなサウンドを展開する彼らの通算5作目のアルバム。ミディアム・テンポの楽曲を中心に、声を潰したヴォーカルとツイン・ギターが絡み合うのが注目だ。 2000/11/22 発売
北欧メロディック・デス・メタル躍進の先頭集団の一角を担ったスウェディッシュ・バンドの6作め。一時はまっていたゴシック耽美路線を脱し、悲壮感を煽るメロディとスピーディなリフの絡みが見事な泣きメロ疾走スタイルに回帰した。老舗の看板に偽りなし。★ 2002/07/24 発売
89年にスウェーデンで結成され、メロディック・デス・メタルを創生したバンドの一つとして知られるバンドの7作目。アグレッシヴかつメランコリック。自らの歴史を総括しつつ、次を期待させる漸進性が込められている。新たな傑作の誕生だ。★ 2005/01/19 発売
スウェーデン産メロディック・デス・メタル・バンドの第8作。激烈な疾走ビートに扇情的なギター・メロディと哀感を湛えたシンセ・サウンドが乗る典型スタイルは健在だが、一部クリーン・ヴォイスを復活させており、女性シンガーが絡むナンバーも収める。 2007/05/02 発売
スウェーデンのヘヴィ・メタル6人組、3年ぶりとなる通算9作目。ツイン・ギターでエレクトロニクス担当者も抱えてのメロディアスとも言える起伏に富むサウンドに、デス・メタル調のひしゃけたヴォーカルが乗る。その噛み合いの良さは、多様な余韻や含みを浮かび上がらせたりも。 2010/03/10 発売