音楽むすび | 最終回

最終回

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アイドリングのリーダー、そしてソロとして活動を続けてきた遠藤舞、
衝撃の年内芸能界引退の発表後、初のアルバムにして最後のアルバム。

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溜息と不安の夜に溜息と不安の夜に

約2ぶりの新作はGREAT3の片寄明人プロデュース。今作は初めて作詞に挑戦し、 彼女の心の奥底に潜む心情をリアリティーのある言葉で表現。 また、作曲はメレンゲのクボケンジと片寄明人の共作で、80年代歌謡曲のエッセンスを ちりばめた切ないながらもポップネス溢れたミドルバラードに仕上がっている。 定評ある歌声にさらに磨きがかかり、アイドルから1人のシンガーとして独り立ちするターニングポイントへ。 ただ上手いだけではない感情に満ちあふれた歌が心に響く楽曲となっている。 カップリングには片寄明人作詞作曲のポップチューン「アルペジオ」。 もう1曲は銀色プレゼンツの名曲「アイスコーヒー」のカバーを収録。 <収録内容> 01. 溜息と不安の夜に 02. アルペジオ 03. アイスコーヒー 04. 溜息と不安の夜に -instrumental- 05. アルペジオ -instrumental- 06. アイスコーヒー -instrumental- <片寄明人 GREAT3, Chocolat & Akitoコメント> 「ため息と不安の夜に」 遠藤舞さんからのオーダーで書き下ろしたこのメロディーは僕とメレンゲのクボケンジとの初共作です。 卓越したメロディー・センスを持つ彼とは、いつか一緒に曲を書いてみたいと願っていました。 クボくんの縁は僕がデビュー・アルバムをプロデュースしたフジファブリック志村正彦が繋いでくれたもの。 その大切な縁を、この美しい旋律へと昇華できたことを嬉しく思っています。 演奏陣にも強力なメンバーが集まりました。 共にアレンジを手がけ、ピアノを演奏したのは宮川弾、ドラムにGREAT3の白根賢一、 ベースには遠藤さんが大ファンだというSyrup16gからキタダマキ、そして僕、 この4人で一発録音したバンドサウンド、そこに宮川弾のアレンジによる ストリングス・オーケストラが重なるという豪華なレコーディングとなりました。 歌詞はすべて遠藤さん自身が書き綴った何ページにもわたる言葉のストックから生まれたものです。 それらに描かれていたのは、いつも飄々として明るい彼女が心の奥底で抱えた影。 そこから編み上げた想いを歌声で完璧に表現した彼女の歌唱力にも驚かされました。 「ため息と不安の夜に」のボーカルはいっさい「無修正」です。 これは音程、タイミングの修正などソフトを使えばいくらでも可能な現代において、かなり稀有なことかもしれません。 すべてが生々しく、切なく、聴く者の心をギュッと締めつける、そんな本物の歌が録音できた幸せな時間でした。 演奏、歌、録音、etc…ここ数年、音楽から失われつつある大切な何か。 それがこの曲の中にはしっかりと息づいているような気がします。 この芳醇な世界をぜひゆっくりと味わってみてください。 遠藤舞の新しい旅立ちを飾るこのバラードが、多くの人の心へと響きますように。 片寄明人 GREAT3, Chocolat & Akito 2016/09/21 発売

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