90年にモンク・コンペで優勝し92年に初作品を発表。以来、随所で活躍しながら7年半も自作を出さなかったとは。まさに待望の第2作だが、気負いも衒いもない直球勝負の演奏で、自由な日常感を発散。クリフォード・ブラウン追悼の趣旨にも恥じない快作。