発売元 : バウンシーレコーズ
デビュー1周年を記念したというカヴァー・アルバム。スピッツ、尾崎豊、山崎まさよし、オフコースなどすべて男性アーティストによる楽曲を、彼女のみずみずしいディーヴァ系の歌声と、ダンス・ミュージック寄りのアレンジでカヴァーしている。オリジナルも1曲収録。
19歳とは思えないヴォーカルの深みを聴かせる宮川愛のサード・シングル。前2作とはうってかわった、初挑戦のバラード・ナンバーには、もともとの彼女のルーツを形作ったR&Bやソウルなどの質感がミックスされ、聴きごたえ十分なラブ・ソングができあがった。
男女デュオの通算5枚目となるアルバム。2004年に連続リリースされた『鍵』『水』『樹』からセレクトされた楽曲に新曲を加えた16曲を収録。温かみのある女性ヴォーカルとじんわりとグルーヴィなサウンドの相性がよく、さわやかに聴くことができる。
清春の10枚目のマキシ・シングル。テレビ東京系アニメ『ヤマトナデシコ七変化』のエンディング・テーマの(1)をはじめ、色気のある歌声で感情を込めて歌い上げた3曲はどれも、清春の圧倒的な存在感を表わした楽曲となっている。
2003年のソロ・デビュー以降、持ち前のダークなポップ・センスを活かした自由な活動を続ける清春の9枚目のシングルは、アニメ『ヤマトナデシコ七変化』主題歌。アコースティックを取り入れたせつないミディアム・ロックで、メロディの良さが映える充実の仕上がり。
『冬のソナタ』の挿入歌「My Memory」(a cappella version)や、『夏の香り』の主題歌「秘密」など、お馴染みの楽曲も収録。透き通るような美しい歌声が、まるで天使の踊りのように盤上から響き渡っていく。あえて珠玉の……と言いたくなるラブ・ソング集。
『冬のソナタ』の主題歌〜挿入歌でお馴染み、Ryuのシングル。敬愛するアーティストの筆頭に玉置浩二があることもうなずけるメロディアスで艶っぽいバラード。(3)は、なんとメリー・ホプキンの「悲しき天使」のカヴァー。こちらも哀感あふれる男の魅力が爆発。
叶いそうもない恋する思いを、ビート感強い打ち込みサウンドで葛藤混じりに、しかし爽やかに歌う。女子大生ポップ・シンガーのセカンド・シングルは、TV『音楽戦士』の2006年9月エンディング・テーマ。スティーヴィー・ワンダーのカヴァー(3)は冒険的な編曲で披露。
80年代のヒット・ポップスをスムース・ジャズとして斬新にアレンジした作品集。Taka Kawashimaのサックスが、ムーディでスタイリッシュな空間を創り上げる。わたせせいぞうのイラスト・ジャケットも輝かしい80年代の再現に一役買っている。
レコード会社を移籍しての約1年ぶりのオリジナル楽曲「Dream Lover」は、Ryuのメロウな声と、ブラック・フィーリングあふれるバック・トラックが融合したコンテンポラリーな楽曲だ。
ゆったりとグルーヴしていくバンド・サウンドのなかで歌われるのは、穏やかで美しい希望の在り処。耽美的、退廃的な音像を得意とする清春にとって「君の事が」は、新機軸といっても過言ではないだろうか。心地よく上昇していく映像的なメロディも、素晴らしい。
テレビの『音楽戦士』や『恋愛部活』でその歌声はもう御存知か?! 現役女子大生19歳のJ-POPシンガーのデビュー・シングル。ブラック・ミュージックのグルーヴに乗り等身大の自作歌詞を歌う(1)(2)。ジェイド・アンダーソンのカヴァー(3)ではややしっとりとした歌唱も披露。
ソロでは通算7作目となるシングル。(1)は彼には珍しいSOPHIA風ポップ・ロック、(2)はフォーク歌謡のカヴァー、(3)はロカビリー、(4)はブルース・ロックと、多様な楽曲をすべて彼の妖しげな世界に引き込んでいるのが見事。歌声のみならず息づかいさえも孤高。★
“UKサウンドとどこかメロウなメロディを融合した新感覚のロック”を目指す、2004年結成の三人組による2枚目のアルバム。本作では重厚感が加わり、ラフ&ワイルドな魅力が顕著に。個性と言える旋律も魅力。タイトルはスペイン語で“酔っぱらう”の意味。
9ヵ月のインターバルで発表したサード・アルバム。グラム・ロックをコンセプトにしたとのことだが、70年代のグラムのムードを作りつつも、ゴシック・ロック(特にヴォーカル)とブルース・ロックとハード・ロックを混ぜたような曲で迫る。骨太の音です。
2005年12月発売のアルバムからの先行シングル・カット曲。清春がメイン・キャラクターを務めるデジタル・オーディオ・プレイヤー「I-AUDIO」のTV-CFソングになる。DVD付きの2枚組仕様。
ソロに転身して通算5枚目となるマキシ・シングル。ロンドンのグラムやロックンロールを思いっきり吸収しながら、清春らしい独特の節回しで、けだるくいやらしいポップをまき散らす。ちなみに初回盤と通常盤では収録曲や仕様が異なる。
一度もライヴを行なわずにデビューした2004年結成の三人組。どこか翳りのある雰囲気を感じさせるUK起源のロックンロールに触発された音楽性だが、シンプルなアンサンブルの中に介在するセンスがいい。将来の音的な広がりを予感させるポイントも随所に。
今までの清春作品とは一線を画した、風を感じることができる通算4枚目のマキシ・シングル。常に新しい世界を表現することで道を切り開いてきた清春ならではの世界を堪能することができるはず。
ソロになって3枚目になるシングル。「HORIZON」のPVのDVD付き。セクシャルでどこか怪し気、毒っ気のある不健康な香りは、彼独特のもの。月が夜に輝くような、陰のエネルギーを感じさせる。謎めいたファンタジー的ワールド。