発売元 : ムーンライダーズ・ディヴィジョン
ムーンライダーズ、デビュー35年目にして無期限活動休止宣言 アルバム「火の玉ボーイ」でデビューしてから35年目にして、ムーンライダーズが無期限で活動を休止することが決定した。デビュー以来、始めての活動休止宣言であり、衝撃的な発表だ。 今年5/5(木)こどもの日には、「火の玉ボーイコンサート」を開催して、多くのファンが駆けつけたばかり。 その後、アルバムの制作に入っており、そんな制作進行真っ只中に、メンバー間で話し合った結果とのことで、非常に残念なニュースである。 12/14(水)に発売となるアルバムのタイトルも『Ciao!』に決定、”またね!”という意味が込められている。 活動休止前のラスト・ライブは、12/13(火)大阪なんばHatch、12/17(土)東京中野サンプラザの2日間開催がきまっているが、即完間違いないのでファンは急いでチケットを購入して、しっかりと目に焼き付けて欲しい。 今後はメンバーそれぞれがソロ活動に専念するとのことなので、引き続き温かく見守っていこう。 ムーンライダーズ 無期限活動休止のお知らせ いつもムーンライダーズへ、ご声援を賜りまして、ありがとうございます。 今年はアルバム「火の玉ボーイ」でデビューしてから35年目の節目の年でした。震災の影響で順延いたしましたが、5月5日には、ゆかりのゲストをお迎えし、記念の「火の玉ボーイコンサート」を開催し、多くの皆様に、ご来場いただきました。 その後、アルバムの制作に入り、12月には新作アルバムのリリースと大阪、東京でのライヴを開催いたします。 そんな「進行形」のさ中、メンバー間での話合いの結果としまして、本年末をもってムーンライダーズはバンドとしての活動を無期限で休止する事になりました。 バンドの歴史と共に、長く、深く、聴き続けて、支えて、愛してくださった皆様のお陰で、35年もの間、ムーンライダーズは活動できました。 心より、お礼を申し上げます。 今後も、メンバーのソロ活動などに、ご声援をいただければ幸いです。 2011年11月11日 満月の日に ムーンライダーズ・プロフィール たびたび「日本最古の」という形容詞がつけられてきた、ロックバンド。 1976年、鈴木慶一とムーンライダーズ名義のアルバム『火の玉ボーイ』でデビュー。 以来ほぼ不動のメンバーで活動を続け、常に新しいサウンドとテクノロジーを導入しながら先鋭的な作品を発表。今年で35周年を迎えた。メンバー全員がソングライターであり、プロデューサーである希有なバンド。メンバー各々がCM、映画、ゲーム、アニメの音楽や、様々なジャンルのアーティストのプロデュース、楽曲提供などを行い、日本の音楽界に与えた影響は計り知れない。2005年には自らのレーベル”moonriders records”を立ち上げ、コンスタントに作品を発表してきた。
2011年に35周年を迎えるムーンライダーズのアーカイヴ・シリーズ第7弾は、82年11月に渋谷公会堂で行なわれた伝説のライヴをほぼ完全収録。『青空百景』の楽曲を中心に、当時の東京のポップ・シーンを凝縮したような内容に仕上がっている。
97年の『Damn! moonriders』に収録された楽曲の一部に、2曲のボーナス・トラックを加えたもの。特に、白井良明が歌う「ゆうがたフレンド(公園にて)」の収録は嬉しい。スティーリー・ダン風の「象のような女」など、自由な発想の中で創られた楽曲が、リマスターによって生き生きと甦っている。 ⇒★Superfly特集★をチェック!
デビューから33年。バンドとしてのエントロピーが極限まで増大した時期もとうに通過して、6人で演奏する意義に回帰したのでは、と思わせる3年ぶりのアルバム。諧謔味はあっても、自虐的になりすぎない、彼らとしてはライトな仕上がり。慶一作品「本当におしまいの話」「パラダイスあたりの信号で」に漂う諦念が映えてもいる。
アーカイヴス・シリーズ第4弾は、日本ニューウェイヴ史に残る名作『カメラ=万年筆』発売時のツアーから、80年10月11日の広島見真講堂での未発表ライヴ音源を完全収録。ムーンライダーズが最もトンガっていた時期の過激な演奏が楽しめる貴重な記録だ。
“七夕の夜は刺激的!”と題された日のライヴをほぼ完全収録(ほとんどが未発表テイク)。ジェネシスとニューウェイヴの出会いとも言うべき、当時の英国ロックを日本語で解釈したようなプログレ・ポップなサウンドがとても興味深い。ブックレットには資料も掲載。
デビューから2006年で30周年を迎えた日本最長寿のロック・バンドの19枚目のアルバム。これまでのキャリアの総決算的な趣もあり、近作の中では最も充実。軽いようで重く、シンプルなようで非常に複雑。30周年にして、なおも前進するオジさまたちに脱帽。★
不慣れな感じのMCも微笑ましい76年5月1日公演(芝郵便貯金ホール)を、ほぼ完全収録。彼らが米国から英国ロックへと嗜好を移す半熟期の貴重な資料であり、形容しがたい熱気を孕んだ演奏は、何より皆が楽しげ。細野晴臣、矢野顕子、駒沢裕城らの客演も充実。★
デビュー29周年を迎えた大御所ムーンライダーズの3年半ぶりのアルバム。自身のバンド名を冠した主宰レーベルからのリリースで、これまで以上にグッド・メロディのポップ・サウンドを聴かせてくれる。