発売元 : 株式会社オクタヴィア・レコード
マーラー:交響曲第3番マーラー:交響曲第3番
録音、演奏ともに近年の出色のマーラー。生き生きとした表情から繊細極まる雰囲気、幻想的な味わいなど、こう響いてほしいという望みが見事にかなえられている。特にオーケストラの好演は高く称賛されるべき。欧米の一流団体と互角に渡り合える。独唱もいい。
ショパンへのオマージュ〜誇り高き魂ショパンへのオマージュ〜誇り高き魂
アウローラ・クラシカルからの第1作目は初のショパン・アルバム、初のライヴ録音と、初尽くし。ライヴはやっぱり面白いわけで、ちょっと前のめりくらいに走るかと思えば、濃密な甘さも味わわせてくれる。表情の切り替えがうまく、思わせぶりな表現など気の惹き方もテクニシャンだ。
<YSO ライヴ4> ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調<YSO ライヴ4> ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調
国内の交響楽団には“ブルックナー伝説”があるようだ。朝比奈&大阪フィル、高関&群響、そして飯森&山響。本盤は第4番に続く自主制作盤ながら、演奏はブルックナー解釈の要所を突く。ボリューム感、音色、歌いまわしなど侮れない本格志向で貫かれている。
J.S.バッハ:組曲第1〜3番J.S.バッハ:組曲第1〜3番
ホルンでバッハの「無伴奏チェロ組曲」に挑んだバボラーク。細かい音符の連続や跳躍音形などモノともせず、作品の和声的な構造を最大限に尊重し、柔らかな音色と滑らかなフレージングでその深遠な精神世界を見事に具現化する。これはホルンの演奏史に残る偉業だ!★
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