発売元 : 株式会社フォンテック
芥川也寸志 forever芥川也寸志 forever
芥川也寸志の没後20年を記念したBOX。芥川が創立に大きく関わり、音楽監督を務めた新交響楽団による、90年の追悼演奏会と没後10周年記念演奏会の模様をまとめている。改めて芥川の業績を見つめるいい機会だ。
クラリネット 〜近代フランス楽派のクラリネット音楽選〜クラリネット 〜近代フランス楽派のクラリネット音楽選〜
NHK交響楽団の“顔”として、木管楽器セクションを支えてきた彼。引退後もソリストとして積極的に活動を続けている。今回の近代のフランスものは、彼の十八番。フランス仕込みのしなやかで華やかな音色、スタイリッシュなアプローチは変わらずに、円熟の音楽が味わえる。
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード ハチャトゥリアン:フリーギアとスパルタクスのアダージョ ラフマニノフ:ヴォカリーズリムスキー=コルサコフ:シェエラザード ハチャトゥリアン:フリーギアとスパルタクスのアダージョ ラフマニノフ:ヴォカリーズ
コールユーブンゲン 固定ド唱コールユーブンゲン 固定ド唱
固定ド唱の割合が多く、声楽学習者から要望の強かっただけに、かねてから待望されていたアルバム。三林輝夫東京芸大名誉教授を監修に迎え、演奏には国内外で活躍している面々を起用。声楽教材の決定盤的な一枚だ。
寓話の交響曲 A SYMPHONY OF FABLES寓話の交響曲 A SYMPHONY OF FABLES
2008年6月の定期のライヴ。物語性のある曲目をズラリと並べた面白いプログラム。またグレイアムの「ユーフォニアム協奏曲」も、圧倒的なミードの妙技によって聴きごたえ十分。鳴り良く快適な厚みを持つ響きと緻密なアンサンブルは、この団の実力を物語る。
ブラームス:交響曲 第1番ブラームス:交響曲 第1番
悠揚迫らぬその音楽は、緊張感というよりも深々とした大河のよう。その巨大さに応える都響の能力の高さは、さらなる化学反応を生み、楽器間のバランスに一層の深みと立体感を生んでいる。細部の魅力もさることながら、まず語られるべきは全体のスケールの大きさである。★