1990年4月発売
ジープ・イズ・ジャンピングジープ・イズ・ジャンピング
サックスの巨匠ベン・ウェブスターが、65年にコペンハーゲンにおいて現地のミュージシャンと共演したスインギーな1枚。ここでは「全盛期」を思わせる深みのあるブローイングを披露。エリントン・ナンバーとスタンダード中心の選曲も親しみやすい。
チュニジアの夜チュニジアの夜
バイアスは早くからオランダに渡り、ヨーロッパを拠点に活躍していたサックスの巨人のひとりだが、ホーキンス、ウエブスター、レスターらに比べて過小評価されている存在。これは彼の60年代になってからの録音で、安定したブロー・テナーが楽しめる。
ブルックナー:テ・デウム/他ブルックナー:テ・デウム/他
(1)は合唱と、弦を全く欠く管と打楽器のみのオーケストラによるミサ。(1)はブルックナーの教会音楽の中で最も人気のある曲で、第7,5交響曲のエコーがきかれる。演奏は宗教的背景をほとんど感じさせず、ソリスト、合唱団の純度もいまひとつだが、選曲は魅力。