1994年2月5日発売
センス・オブ・ワンダーセンス・オブ・ワンダー
知る人ぞ知るプログレッシヴ・ロック・キーボーディスト、難波弘之。これは彼のデビュー・アルバムである。プログレ〜を期待して聴くと、ポップなイメージなのではぐらかされるが、(後のアルバムで聴ける)センスの良さを感じるナンバーが並ぶ。
絹の靴下〜マグネット・アルバム絹の靴下〜マグネット・アルバム
70年代中半のセクシー・アイドル、夏木マリがいる。山本リンダの(2)(3)(4)、辺見マリの(11)、欧陽菲菲の(8)(10)、金井克子の(7)などの“きわもの”的ポップスを堂々と、色気ムンムンでカヴァーしていた夏木マリの危険な魅力に、今さらながら恋こがれる。
梓みちよ〜グラスにうつる愛の詩梓みちよ〜グラスにうつる愛の詩
75年4月発表のアルバムの初CD化。純情娘が、いろいろと経験して大人のオンナになった、といった歌をうたっている第2次梓みちよ黄金期のもの。山口洋子の分身を演じているようだが、(1)は山上路夫の詞というのが味噌。後半のカヴァー曲は出自証明か。
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