1996年12月発売
ブラームス:交響曲第1番、ハンガリー舞曲集ブラームス:交響曲第1番、ハンガリー舞曲集
3回の交響曲全集の1番目に当たる。ブラームスは早くからカラヤンの重要なレパートリーであり、若々しく颯爽とした演奏がここに聴ける。「ハイドン〜」等に顕著な様に、この時期カラヤンによってBPOの演奏上の機能性が大幅に引き上げられた。若さの情熱と完成度が同居したという意味でかねてから1番は評価が高いが、3番、4番にもそれは当てはまる。
アルビノーニ アダージョ&パッヘルベル カノンアルビノーニ アダージョ&パッヘルベル カノン
さすがカラヤン。(1)などゆったりしたテンポであくまでロマンティック(編曲者ジャゾットはロマン派の人!)にやっている。他の本物のバロック曲も、時代様式より、響きの美をあくまで追求した演奏で、カラヤン美学をつらぬいている。