1996年6月発売
後悔という愛し方後悔という愛し方
デビュー4年目のシンガー/コンポーザーの96年のアルバム。実に正当派のAORポップを聴かせてくれる。ホームラン狙いのフル・スウィングはせずに、自分の愛するシュアなヒッティングに徹するタイプです。女性シンガー好きの方は、ぜひチェックしてみてください。
GOLDEN CLASSICSGOLDEN CLASSICS
60年代後半の和製ポップスのセコい味を巧く生かしながらも空気が平成してるところは、いかにもそれっぽい感じで笑いを誘う。ブガルー、モンキーなどの死語を散りばめながら、ダサさのギリギリ手前で踏みとどまっているセンスはスマートなものですな。
太陽がのぼる頃には太陽がのぼる頃には
ここ数年、数多くのバンドを輩出している吉本興行のニュー・フェイス。とはいえ、コテコテのロック・バンドにあらず。生音の響きを大切にした心地いいサウンドと人間味あふれるヴォーカルとで、心にじわりじわりと染み入ってくる歌を聴かせてくれる。