音楽むすび | 1998年4月24日発売

昭和29年3月録音の(14)から同44年2月の(1)まで全18曲、未発表テイクが並ぶ。アップ・テンポの楽曲でのノリのよさは当時としては一頭地を抜いており、昭和モダンのひとつの到達点にあったことを再確認させる。ムード歌謡の原点と言える曲もあって興味深い。

76年リリースのアルバムを再構成(追加収録など)してテリーによる加山雄三作品集の決定版としたもの。4本のギターとツイン・ドラムスによる音の広がりとテリーのメロディアスな極上エレキが加山のほのぼのロックを麗しく響かせる。