1998年5月21日発売
ジョージ・ルイスジョージ・ルイス
ニューオーリンズ・ジャズ・リヴァイヴァルの人気者、ジョージ・ルイスの40年代録音。サン・ジャシント・ホールでの録音が中心、キッド・ショッツ・マディソンとの貴重なセッションも含まれている。集団即興演奏が冴える生粋のニューオーリンズ・ジャズ。
ベイビー・ドッズベイビー・ドッズ
ベイビー(1898〜1959)は、クラリネット奏者ジョニー・ドッズの実弟で、ニューオリンズ時代のジャズを代表する3大ドラマーのひとり。この作品は、彼のドラミングを本人の解説で解き明かすという教則的な1枚。歴史的にも興味深い内容といえる。
ケルビーニ:レクイエム ハ短調ケルビーニ:レクイエム ハ短調
この曲はベートーヴェンが称賛していたことで知られ、ケルビーニ(1760〜1842)の代表作とされる。かつてのトスカニーニや近年のムーティのような同朋イタリア人の演奏とは違い、ここでは全く生真面目、真摯なドイツ風ケルビーニになっている。
音楽があるかぎり音楽があるかぎり
すっかりベテランになってしまったザイトリンだが、その音楽からはまだ覇気が失われていない。クールなボサ・ノヴァを聴かせてくれる(7)あたりに往年の創造性を感じてニヤリと微笑むファンもいることだろう。トリオとしての演奏も申し分がない。
TAKE OFF AND LANDINGTAKE OFF AND LANDING
“まりん”こと電気グルーヴ・砂原のセカンド。テクノでもここまで耳障りのよいアレンジを聴かされると、もはやイージーリスニングの領域かも。テクもミックスもセンスもコラージュもジャケも最高だが、さらにインディーズ風シニカルさを求めるのは無理?