1998年9月発売
霧のカレリア霧のカレリア
スウェディッシュ・ポップの元祖(?)ボー・ウインバーグ率いるスプートニクスのコンピレーション。今さら紹介するまでもない北欧産エレキ・インストの王者だが、あのギターの音色はまさに画期的な発明だった。結成40周年を迎えた現役。
One Love/Hiromi SanoOne Love/Hiromi Sano
男性です、念のため。ミュージシャン生活31年の大ベテランで、サックスやクラリネットなどをあやつるマルチ・プレイヤー。初のリーダー・アルバムは全曲オリジナルで、ジャズあり、童謡のようなやさしいメロディあり、とバラエティ豊か。なごみます。
デューク&ミンガスデューク&ミンガス
タイトル通りのエリントン&ミンガス集。普通トリオではちょっと取り組みづらい対象だが、そこはさすが楽器の機能を知り尽くしている藤原清登だけに、雄弁なベースにものをいわせて壮大なエリントン&ミンガス・ワールドを完成させた。刺激的な演奏。★
この道〜日本歌曲集〜この道〜日本歌曲集〜
アルバム『母の唄』に続く日本歌曲第2弾。正確には『うぐひす』があるので3枚目だが、それはBIS盤だった。きれいにまとめすぎるキライがある米良だが、今回は感情表出も自然で、美しいだけでなく深さを持った音楽に。本当に歌のうまい人だ。★