1999年10月20日発売
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」
制作・出演
アンナ・レイノルズ / カルロ・マリア・ジュリーニ / シェイラ・アームストロング / ジョン・シャーリー=カーク / ベートーヴェン / ロバート・ティアー / ロンドン交響楽団 / ロンドン合唱団バルトーク:ピアノのための作品集バルトーク:ピアノのための作品集
ベロフが20代半ばの頃の演奏。このバルトーク・アルバムでは、前半にソナタ、後半に民族色の濃い作品が収められている。運動性の高い曲でのベロフの技巧の冴えが素晴らしい。後半の舞曲では民族色よりもむしろ洗練された音色が印象に残る。
スピーク・ロウスピーク・ロウ
ご存じ“日本のエロール・ガーナー”ことヤマチャンが相変わらずのスウィンガーぶりを発揮する。こんなに乗りのいいピアノが弾けるひとは彼を除いて日本にはまずいない。その真価を存分に発揮したのが本家ガーナーの書いた名曲(4)だ。他の選曲も全部いい。
忍びよる恋忍びよる恋
この数年、絶好調の録音活動を続けている耽美派ピアニスト、キューンのヴィーナス第2弾の紙ジャケット盤だ。タイトル曲の原題はLove Walked In。今のキューンの熟したスタンダード・ナンバー演奏は、リラックスして軽快な歌心にあふれる。
アゲインアゲイン
おいしい店は口コミで自然と広がる。エディ・ヒギンズの昨年の『魅せられし心』の、ジャズ・ナンバーワンともいえる大ヒットはそのことを思わせた。その続編的性格のピアノ・トリオ作。テイストの素晴らしさに尽きる。誰もが舌鼓をうついい味だ。★