2001年12月発売
マリナーが音楽監督を務めていたミネソタ管と残したドヴォルザークの交響曲第8番と第9番「新世界より」。イギリスの名匠マリナーが気品のある演奏を聴かせてくれる。
指揮、ピアノ、作曲などさまざまな活躍を示す才人プレヴィンが、音楽監督を務めていたピッツバーグ響とともにドラマティックなチャイコフスキーの交響曲第4番を描く。
マゼールの30代半ばの録音。当時、首席指揮者を務めていたベルリン放送響(現ベルリン・ドイツ響)を振っての「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」に、若きマゼールの才気を感じる。
日本では「ミカド」ばかりが知られているギルバート&サリヴァンのオペラ。このイギリスのミュージカル的なオペラ(オペレッタ)の序曲を、マリナーが楽しく紹介してくれる。
元パリ管音楽監督のビシュコフは、エネルギッシュな音楽づくりが魅力だが、このR.シュトラウス・アルバムでもフィルハーモニア管とコンセルトヘボウ管を振って劇的な演奏を展開している。
チューリヒ・トーンハレ管やボルティモア響の音楽監督を務めるなど、近年注目度アップのジンマン。82年当時、音楽監督を務めていたロッテルダム・フィルを指揮してのR=コルサコフ作品集。
79年にアメリカと中国の国交回復を記念して行なわれた、初めてのボストン交響楽団中国公演の直後に録音された歴史的なアルバム。ピアノの劉詩昆はチャイコフスキー・コンクール入賞の実力者。
ボザール・トリオはベートーヴェンのピアノ三重奏曲全集を2回録音しているが、これはその2度目の全集に含まれるもの。全盛期の彼らによるベートーヴェンの名曲の極めつきの演奏。
ハンガリーの名ピアニスト、コチシュがワーグナーの名曲を1台のピアノで演奏。リストによる既存の編曲のほか、自ら編曲した「マイスタージンガー」前奏曲や「トリスタン」前奏曲も含む。