2001年4月発売
ストコフスキーの“オーケストラの魔術師”たるゆえんを存分に楽しめる名盤。84歳の時の録音だが、95歳まで現役で活躍していたストコフスキーにとっては円熟期の名演だ。
19世紀に大流行したウィンナ・ワルツ。その中心的存在だったシュトラウス・ファミリーの名曲の数々を集めたオムニバス盤。もちろんオケはウィーン・フィル。独壇場だ。
ベートーヴェンの「運命」「田園」という超人気のゴールデン・カップリング盤。ドイツの伝統を踏まえたシュミット=イッセルシュテットとウィーン・フィルの厳格な演奏に好感が持てる。
ラフマニノフとチャイコフスキーというロシアを代表する作曲家のピアノ協奏曲を、南米出身のボレットがデュトワのサポートを得て、華麗かつ絶妙に演奏。
ポーランドで生まれフランスで活躍した作曲家ショパン。“ピアノの詩人”と呼ばれた彼の名ピアノ曲を集めた、ベスト・オブ・ショパン的オムニバス盤だ。
宇宙をテーマにした名曲「惑星」と映画音楽の傑作「スター・ウォーズ」組曲のベスト・カップリング盤。名指揮者メータによるブリリアントな演奏で。
古典派の交響曲の最高峰、モーツァルトの最後の2つの交響曲を、カラヤン&ウィーン・フィルの名コンビで。“カラヤン・レガート”で美の極致を堪能できる名盤だ。
制作・出演
アイヴァン・デイヴィス / クリーヴランド管弦楽団 / ジョージ・ガーシュウィン / ズービン・メータ / ダニエル・マジェスケ / ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 / ロリン・マゼール主にミュンヘン、ウィーンで活躍したクナッパーツブッシュのスケールの大きな演奏を集めた小品集。ブラームスからウィンナ・ワルツまで、その個性あふれる演奏は聴く者を圧倒する。
アンセルメ&スイス・ロマンド管の名コンビによるムソルグスキー。「展覧会の絵」のラヴェル編曲版は、いまやオーケストラ・コンサートの定番。色彩感豊かな演奏が魅力。
個性派グルダが残した正統的なベートーヴェン録音。協奏曲&ソナタ全集から「皇帝」と「テンペスト」をカップリング。歴史に残る名曲を名演奏で。
サン=サーンスがサラサーテのために作曲した第3番協奏曲と、自身優れたヴァイオリン奏者だったヴュータンの協奏曲のカップリング。シャープで情熱的なチョンの演奏が冴えわたる。