2004年4月21日発売
フランス、パリ発、新世代ジャズのコンピレーション。もし、マイルス・デイヴィスが『ドゥー・バップ』の路線を突き進んで今も存命なら、こういうヒップな連中ともどんどんコラボレートしたんだろうと思わせる、ジャズとヒップホップ、エレクトロが融合した先鋭的な音が並ぶ。
ドイツのプロデュース・チーム“Dublex Inc”が立ち上げたレーベル“パルヴァー”の音源を収録した、ジャーマン・クラブ・サウンドのコンピレーション。無機質なデジタル〜エレクトロ・ビートが好きという人なら絶対ハマる曲が揃っている。
フィラデルフィア出身のジョン・ディ・マルティーノを中心にしたピアノ・トリオの初アルバム。“ロマンティック”が“甘き調べ”と言っても、大甘なテイストだけではなく、ピアノ・トリオの基礎体力はばっちり。ドラムスにグラディ・テイトがいるのをお見逃しなく。
うら若き女流プレイヤー三人によるピアノ・トリオのデビュー作。ユニークなグループ名は“TRIO 3”の意とチャーリー・パーカーの俗称(バード)に由来。演奏スタイルは熱風ビ・バップ直球勝負だ! 新進乙女たちのストレートアヘッドなジャズは、正直言って痛快です。
タイトルどおり尾崎豊の13回忌に合わせて、全71曲からシングル曲を中心に選りすぐったリマスター・ベスト。数々の感動を与えてくれた名曲をこれ1枚で堪能できる。
芥川賞作家、新井満。けど歌まで歌ってるとは知らなんだ。しかも本作のコンセプトは「近しい人を亡くしたときの冥福を祈るための唱歌」! 当然、詞も歌いっぷりも真っ正面なわけで、もう黙って聴く以外ないのであります。思わず合唱、じゃなくって合掌。
「愚図」や「あばよ」、「かもめはかもめ」から「夏をあきらめて」などポップス/歌謡曲の名曲を数多く発表してきた研ナオコ。本作はポニーキャニオン時代の全シングルを収録した大全集だ。