2004年発売
制作・出演
クラウス・ヴァレンドルフ / ゲルト・ザイフェルト / トマス・デ・サンタ・マリア / ノーベルト・ハウプトマン / ベルリン・フィルハーモニー・ホルン・カルテット / マンフレッド・クリアー発売元
キングレコード株式会社カラヤンが磨き上げた類まれなヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ベルリン・フィルのホルン・セクションのメンバーによるライヴ。豊かな音楽性と完璧なアンサンブルを存分に楽しめる。
ロンドン響のテューバ奏者にして、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバー、ジョン・フレッチャーのソロ・アルバム。テューバとは思えない、軽やかで多彩な表現に驚嘆。
30代前半でオケのポストを離れ、以後、ホルン奏者としては稀なソリストとして活躍した名手へルマン・バウマン。アンコールなどにふさわしいこの小品集でも、多彩で高度なテクニックとチャーミングな表情を披露。
パリ・オペラ座のソロ・プレーヤーで、まだ若手と言われていたころの日本での録音。トロンボーンのレパートリーとは到底思えない難曲をこれでもかと並べながら、超絶的な技巧で楽しそうに吹いているのが凄い。
デファイエはパリ音楽院サクソフォーン科第一期生で、68年に同音楽院教授に就任。“現代サクソフォーン奏法の源”とも呼ばれる伝説的な名手だ。発売当時、この楽器の魅力を堪能できる唯一の録音と言われた画期的な1枚。
ジュリアス・ベーカーの愛弟子で、ソリストとして活躍したポーラ・ロビソン。フルートの極めつきの名曲を集めたアルバムで、決して派手ではないが、洗練された落ち着きのある演奏を聴かせる。
“フランスのエスプリ”という言葉にふさわしい、端正なたたずまいで聴く者を魅了したジャック・ランスロの楽しい小品集。透明で清楚な音楽性が心にしみる逸品だ。
2〜30年前の音源を中心にまとめられた10枚組全集。仁鶴の落語を音だけでしっかり聴くと、音の上での楽しみが実に多いことに気づく。たとえば否応なくクローズ・アップされるのが、一定の声音で切れ目なく語る技術。ここから生まれるテンションの高さと、観客の集中力が一致するときに仁鶴流の“語り芸”が生まれてくるのだ、というようなことを冷静に考察できたり。おそらく舞台が見えたら、まったく別な感じ方をさせられるに違いないのだが。これだけの内容に、ブックレットがやや不釣り合いなのが少々残念。