2007年5月16日発売
ラフマニノフ:合唱交響曲≪鐘≫ タネーエフ:カンタータ≪ダマスクスのヨハネ≫ラフマニノフ:合唱交響曲≪鐘≫ タネーエフ:カンタータ≪ダマスクスのヨハネ≫
制作・出演
セルゲイ・ラーリン / プレトニョフ / マリア・メシチェリャコーワ / モスクワ室内合唱団 / ラフマニノフ / ロシア・ナショナル管 / ロシア・ナショナル管弦楽団 / ヴラディーミル・チェルノフ / ヴラディーミル・ミーニンババ・ヤガー〜金鶏/ロシア管弦楽曲集ババ・ヤガー〜金鶏/ロシア管弦楽曲集
ロシアのおとぎ話を題材とする作品を集めたアルバム。めったに聴くことのできないリャードフやチェレプニンらの珍しい作品が収録されており、ファンにはとても嬉しい一枚だ。
アダン:バレエ≪海賊≫アダン:バレエ≪海賊≫
アダン晩年の作で今でも舞台でよく使用されるが、全曲の録音は珍しい。本作では弟子のドリーブが2曲追加した版を使用し、アダンのオリジナルにもっとも近い貴重な作品に仕上げている。
アダン:バレエ≪ジゼル≫全曲アダン:バレエ≪ジゼル≫全曲
アダンの代表作で、ロマンティック・バレエの傑作として舞台での上演頻度も高い作品。バレエ音楽の第一人者としても有名なボニングがオリジナル・スコアから復元して録音した、学問的な価値も高い名盤だ。
コープランド:バレエ≪ビリー・ザ・キッド≫ バレエ≪ロデオ≫から4つのエピソード バレエ≪アパラチアの春≫組曲コープランド:バレエ≪ビリー・ザ・キッド≫ バレエ≪ロデオ≫から4つのエピソード バレエ≪アパラチアの春≫組曲
ドリーヴ:バレエ≪コッペリア≫全曲 ナイラ・ワルツ/ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/遊戯ドリーヴ:バレエ≪コッペリア≫全曲 ナイラ・ワルツ/ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/遊戯
アダンの弟子でもあるドリーブの代表作で、ホフマン原作の『自動人形』を主題とした話。他にロシア・バレエ団がらみのドビュッシーが2作収録され、ボニングとアンセルメというバレエの名手による指揮で聴かせてくれる。
ミンクス:バレエ≪ラ・バヤデール≫全曲 ≪ドン・キホーテ≫&≪パキータ≫からパ・ド・ドゥミンクス:バレエ≪ラ・バヤデール≫全曲 ≪ドン・キホーテ≫&≪パキータ≫からパ・ド・ドゥ
プティパ時代のマリインスキー劇場の専属作曲家として活躍したミンクスの、代表作のひとつ「ラ・バヤデール」を中心とした作品集。わかりやすくて楽しめる音楽で、ボニングはオリジナルを尊重した演奏を披露している。
オッフェンバック:バレエ≪パリの喜び≫/グノー:歌劇≪ファウスト≫〜バレエ音楽オッフェンバック:バレエ≪パリの喜び≫/グノー:歌劇≪ファウスト≫〜バレエ音楽
「パリの喜び」は、オッフェンバックのオペレッタの楽曲を組み合わせ、ロザンタールがバレエ曲に仕立てたもの。グノーは、伝説の美女たちが踊る場面での音楽として有名だ。デュトワの洒落た演奏が光っている。
ラヴェル:バレエ≪マ・メール・ロワ≫/ボレロ/ラ・ヴァルス/優雅で感傷的なワルツ 他ラヴェル:バレエ≪マ・メール・ロワ≫/ボレロ/ラ・ヴァルス/優雅で感傷的なワルツ 他
デュトワが得意とするラヴェルの作品集で、バレエと関係が深い作品が収められている。モントリオール響の精緻で純度の高い演奏が上質なシャンパンを思わせる、彼らの代表的な録音だ。
J.シュトラウス2世:バレエ≪卒業記念舞踏会≫ 喜歌劇≪こうもり≫〜バレエ組曲/ウェーバー/ベルリオーズ編:舞踏への勧誘J.シュトラウス2世:バレエ≪卒業記念舞踏会≫ 喜歌劇≪こうもり≫〜バレエ組曲/ウェーバー/ベルリオーズ編:舞踏への勧誘
「卒業舞踏会」は、ドラティが新ロシア・バレエ団のために、ヨハン・シュトラウスのあまり知られていない曲を素材に書いた作品。ウィーン・フィルを指揮しているところが聴きものだ。