2008年3月19日発売
日本を代表するギタリストの1人、大萩康司の洒落た選曲の小品集。ジャンルを超えた各国の名曲を綴っており、彼の高度なテクニックと音楽性とが各曲の魅力を最大限に引き出している。心に沁みわたる演奏だ。
人気レゲエ・コンピ“MASTER BLASTER”の第3弾。メジャーやインディの枠を超えた選曲で、ジャパニーズ・ダンスホール・レゲエをたっぷりと収録。選曲とミックスは、JAGGA-Tが担当している。
カラフルなポップ・ミュージックを提供する彼のメジャー2枚目のフル。斉藤和義の「歩いて帰ろう」をサンプリングした「マイ★フレンド」で始まり、「夏の手紙」や「ワスレナイ...。」などシングルのスマッシュ・ヒット曲を収録。さまざまな実験的アプローチを駆使しながら最後は笑顔になれるポジティヴ・ナンバーが揃った。
村下孝蔵のタイトル曲、奥田民生のヒット曲、スピッツの隠れた名曲、というカヴァー三連発をまとめたシングル。シャープなギター・バンドらしいスピード感をしっかり残しつつ、原曲の良さを損ねないシンプルなアレンジはどれも好感度高し。
ファンク好き繋がりの本人、テディ・ライリー、DJクイックによるチームが総監督を務めた9作目。内容はファンクやソウルや多種多様なヒップホップが占めて娯楽性高く、先行シングル「セクシュアル・イラプション」をはじめとする数曲でのシンガーっぷり含め濃密なやりたい放題盤。★
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / キャスリーン・バトル / クルト・モル / ヘルガ・ミューラー=モリナーリ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヨハン・シュトラウス2世カラヤンのウィンナ・ワルツはことのほか美しい。本作では、BPOとVPOとを振ったウィンナ・ワルツがまとめられている。VPOとは、唯一の登場となった87年のニューイヤー・コンサートでのライヴ録音だ。
タイトルどおり“通算11作目”のスタジオ・アルバム。キャリア25年超のベテラン・ロッカーながら、ハスキー・ヴォイスと歯切れの良いロック・サウンドは、いい意味で不変。かつて“死ぬまで18歳”と歌っていた男のカッコいい年の取り方が眩しい充実作だ。
RIP SLYMEのILMARIとRYO-Z、m-floのVERBALらによるユニットがプロデューサーにザ・ネプチューンズに迎え、ファレル&バスタ・ライムスをフィーチャリングした軽やかかつディープでチープなマキシ。加えてLISAも特別参加という豪華さ。
ピアノ協奏曲は、同郷のツィマーマンのために書かれた作品で、前衛的な手法も使っているが、手法に溺れることなく、ある種の抒情が入っている。ツィマーマンのピアノも繊細で鋭く美しい演奏を聴かせている。
ギャルに人気のさまざまなジャンルのカリスマたちの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。ファッション誌のモデルやお笑い芸人たちによるポップな作品からクラブ楽曲まで幅広い作品が収録されている。
ドヴォルザークはDGでの最初のステレオ録音、ベートーヴェンは2度目の全集のときのもの。ともにカラヤン50代半ばの壮年期の演奏だ。覇気に満ちたダイナミックで爽快な演奏が繰り広げられている。