2009年3月24日発売
2本のリコーダーのための作品集2本のリコーダーのための作品集
通奏低音などの入らない、リコーダー2本だけで繰り広げられる優美なバロックの世界。名手の山岡と、その弟子で幅広く活躍する向江の息はぴったりと合い、しなやかな音楽を作る。すべてはフラウト・トラヴェルソの作品だが、リコーダーに置き換えられることで華やかになった。
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
堤にとって3度目の同作品の全曲録音。「以前よりもバロック的なものに近くなった」とは本人の弁だが、骨太な構成や、ゆったりとした呼吸感がもたらす懐深さといった持ち味を損なうことなく、見事に新境地を切り拓いている。第5番はA線をGに下げる変則調弦を採用。
リコーダー×リコーダー 〜リコーダー・アンソロジー〜リコーダー×リコーダー 〜リコーダー・アンソロジー〜
発売元
マイスター・ミュージック独奏を含む多様な編成でリコーダーの響きの魅力を満喫すると同時に、この楽器が活躍したルネサンスからバロックの佳品を幅広く集めて、時代の音、様式の違いによる音の表情の変化も楽しめる聴きどころ満載のCD。山岡のウデのほども申し分なく、仕掛け十全。
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