2009年9月発売
スティーヴ・エベッツ(ディリンジャー・エスケイプ・プランなど)をプロデューサーに迎えた5枚目のアルバムは、アルバムとしての統一感を獲得している。そこに増量した怒りを加えることで、そのポスト・ハードコア・サウンドはカオティックにもメロディックにも饒舌になる。
タイトル曲は、自身のヒット曲「博多川」の続編となる哀愁歌。カップリングはマイナーなメロディが心の琴線に触れる楽曲。どちらも聴きごたえ&歌いごたえのある、実力派の冠にふさわしいナンバーだ。
2009年日本作曲家協会音楽祭のソングコンテストでグランプリを受賞した鳴り物入りの楽曲を収録。女の人生を健気に明るく歌い上げる幸福感たっぷりの応援歌。歌謡劇場風アレンジが盛り上がるカップリング曲とあわせて楽しみたい。
中野腐男子学園のヲタクな部活所属の高校生なる設定で、芸人のはなわ扮するジャジィはなわプロデュースのもと2008年にデビューした7人組のファースト・アルバム。パンクからロック、テクノ・ポップ、バラードまで、みずみずしくもパワフルな歌声を聴かせてくれる。
2009年5月発表の「ほの字だね」で新たなる魅力をみせた演歌歌手、永井みゆきの全曲集。ファンにはおなじみの曲から隠れた名曲の数々までを収録し、彼女が幅広い演歌に挑戦してきたことがうかがえる内容となっている。
演歌歌手・小桜舞子のシングル作品で構成された2枚目の全曲集。しっとりとした演歌から、台詞入りやリズムものなど、バラエティに富んだ収録曲が聴きごたえのある仕上がりだ。
カリフォルニアはバークリー出身の4人組による8枚目のアルバム。オフスプリングのメンバーによるレーベルで鍛え、ワープド・ツアーなどで場数を踏んで全米1位を獲得してきた連中らしい、重厚感ある演奏と泣きのメロディで聴かせる。「ミス・マーダー」では氷室京介とデュエット。
「アカシアの雨がやむとき」「コーヒー・ルンバ」など、ヒット曲を収録したベスト・アルバム。セクシーな歌声とジャズをはじめとした音楽要素をたくみに取り入れた昭和歌謡を楽しむことができる。