著者 : こちも
受付嬢に告白するも拒まれ、のんびり田舎暮らしを始めようと決めたセージ。実家への帰路、二人の美人エルフが道に倒れているところに遭遇する。瀕死状態に見えたエルフたちだったが、スキルを使い食事を与えると即座に回復。そのスキルを見た彼女たちはセージを“エルフ族の王”だと断言する。セージは言われるがままにエルフ族の里へ行き、代々伝わる聖剣を引き抜き、古文書を読み解き、尊敬を集めていく。人類を凌駕する戦闘力を持つエルフ族を従えたセージは、人間が暮らす国の王様からも崇められる存在となってしまう。
国家簒奪を企んでいた宰相ゼフの陰謀を挫き、ささやかな平穏を取り戻したグラン王国は、アリシア姫の姉・クラーラの帰還と共ににわかに騒がしくなる。なんとルーン魔術師のヴァンを見るなりクラーラは夫にすると宣言!ヴァンに対し、ぐいぐい迫るクラーラを見て、アリシアはある決心をするー。そんな中、次期国王であるアレクシスも国へ帰ってくるが、彼はヴァンを王宮から追放しようとする。彼に滞在を認めてもらうためにはヴァンは剣術大会で優勝しなければならないが、大会では魔法の使用が禁止されていて…。
十年間、王宮に難禁されて働いていたルーン魔術師のヴァン・ホーリエン。彼が軟禁されているうちに国王が代替わりし、新女王とヴァンの代わりとされるイケメンルーン魔術師によって、ヴァンは時代遅れの無能と評され追放させられてしまう。しかしその新しい女王たちは、ヴァン・ホーリエンが過去に失われた技術『古代ルーン魔術』の使い手であることを知らなかった。長らく軟禁状態にあったヴァンは、自身の技術が時代遅れだということを信じてしまい、旅に出ようと思い立つ。しかしその道中、魔物に襲われている隣国の王女を救出。王女を国元へ送り届けることになる。一方、ヴァンを追い出した王国では、ヴァンの真の実力を把握していた者たちが大混乱に陥り、やがてヴァンの力を失った国そのものが堕ちていくのだったー。万能無敵な異世界追放ファンタジー!
どうにか病を乗り越え、屋台に復帰したアスタ。そんな彼を待っていたのは雨季だけに栽培される新たな食材たちだった。一つ一つ吟味しながら、アスタは皆と美味なる食事を作り上げていく。そして、ついに訪れるアイ=ファの生誕の日。アスタたちはアイ=ファへのプレゼントや美味しい料理など、準備を進めていきー雨続きでも楽しいことがいっぱいな第26巻!!
ついにジェノスに雨季がやってきた。2か月も続くこの季節を乗り切るため、衣替えをしたり、屋台の運用方法を考えたりするアスタたち。一方で、サウティ家の付近では街道の建設も始まっていた。そんな中、子供を中心にかかる病気『アムスホルンの息吹』が流行りだしてーアスタが異世界で初めての雨季を迎える第25巻!!
収穫祭も終わり、ついに迎えた金の月。それは、ヴィナ=ルウに告白して旅立った商人シュミラルが、ジェノスに戻ってくる刻限だった。森辺の民となる覚悟を決めたシュミラルはある物を用意していて…!?さらに、ポルアースから誘われるままにアスタたちは舞踏会に出ることに。アイ=ファたち女性陣は普段は着ない貴族風のドレスで参加することになってー今後訪れるであろう雨季への準備や、新たな氏族への料理指南など、大きな変革を迎える第24巻!!
ついにわがままに耐えられなくなり、隣国へ逃げ出した執事リィト。追手を避けるため軍に入るが、皇女様の目にとまってしまいー「殿下と呼ぶのは、禁止です…」…あれ、なんか気に入られている?
エルメア王国の辺境の地で勝機の見えない防衛戦を辛くも切り抜けた自律型根拠地設営精霊「識別番号丙三〇五六号」。勝利の余韻に浸るのもつかの間、三〇五六号は新たな襲撃に備え、拠点の再構築と防御を図るため軍備を拡大していく中、襲撃した相手が判明したとの報告が届く。報告から、敵方が一枚板ではないことを察した三〇五六号は敵方が対立している別の勢力との同盟を目論み、かの地へ向かう旅に出るが…。
光と闇の最終戦争のさなか、自律型根拠地設営精霊「識別番号丙三〇五六号」は、「地下防御陣地を構築し、敵軍の攻撃を可能な限り阻止せよ」という命令を受ける。そこは、人間、エルフ、ドワーフの三族神聖連合に加盟するエルメア王国の辺境の地だった。三〇五六号は、敵の大攻勢が迫るこの地に、わずかな時間で迷宮を作り、魔物を召喚して要撃の準備を整えなくてはならない。召喚した魔物の中からアラクネのテラーニャを片腕とし、三〇五六号の迎撃作戦が今、始まる!
ドルトが育んできた王家の子竜、レノは、国民にお披露目される大祝祭を間近に控えていた。ミレーナは、ドルトとのお祭りデートを夢想するも、主催の王女が抜けられるはずもない。だが、万能メイドAが私に任せろと言い出し…?他にも、セーラの実家を訪れたり、畑仕事の腕前が上達したり、竜泥棒から竜を保護したり、平和な竜師ライフが続いていくーと思いきや、ガルンモッサの冷血な新竜騎士団長の国を越えた謀略が迫って!?
新たな街を目指し旅立ったアサギは、“器用貧乏”と“森狼の脚”のスキルを駆使して、数々の魔物を撃退していた。森では、“気配遮断”をもつブラッドエイプの奇襲に対抗する中、“気配感知”の熟練度を上げることに成功。そして森を抜けたところ、盗賊と遭遇してしまう!!アサギは人を助けるために剣を振るうも、初の対人戦闘に戸惑いを隠せず、前の世界との価値観、倫理観の差に苦悩してしまうー。冒険者の町レブラントで出会う懐かしい顔ぶれと、愛しきダニエラの支えで、気持ちを強く取り戻していくアサギ。そこへ異常進化したオークの情報が入り、町を守るため戦いに出ることに!!異世界最速の転移者が美女エルフと駆け抜けるファンタジーライフ、第3弾!!
ブラックな国を脱出し、再就職先でのんびり竜を育てるドルト。だが、仕える王女のもとに、国家の威信を懸けて行う竜騎士戦の申し入れが来てしまう!気炎を上げる女騎士セーラに稽古をつけると、みるみる上達していき…?一方、ドルトを失い竜騎士団が弱体化したガルンモッサは、とある人物を利用し彼を取り戻す強硬策に出る!かつての唯一の理解者に帰還を懇願されるドルトだがー。2つの国から頼られまくる竜師は平穏な生活を送れるのか!?
クエストを受注し森に籠もるアサギは、“器用貧乏”のスキルを駆使し、ゴブリンやグラスウルフを討伐していた。すると強烈な気配を察知した先にワイバーンを発見!!戦いを挑み瀕死な状態の冒険者たちを守るため、アサギはひとりで立ち向かうことに!!新たに得たユニークスキル“森狼の脚”を使って加速し、ワイバーンと激戦を繰り広げる。その間に気づいたダニエラへの想いがまたアサギを強くする!!無事に敵を倒したアサギは、再会したダニエラに自分の気持ちを告げ、さらなる絆で結ばれた二人の新たな冒険が始まる。魔物たちのスタンピードの発生、因縁の相手からの襲撃、そして、勇者との出会い!?異世界最速の転移者が美女エルフと駆け抜けるファンタジーライフ、第2弾!!
マイムという料理のライバルが登場したことで、やる気を見せるアスタやレイナ=ルウたち。サイクレウスが独占していた食材が使えるようになったことで、アスタはついに故郷の味、カレーの再現に挑む!!そんな折、かまど番の勉強としてドムの集落から女衆がやってくる。しかし、彼女・レム=ドムの目的は、アイ=ファのような狩人になることでー
大国の竜の世話を一手に引き受けていたドルトは、愚王から突如クビにされる!まあゆったり農業でもするかー。そんな彼に、なんと竜姫と称される他国の王女からスカウトの声が!ブラックな古巣で培った竜師の技は、一人で国力を左右するほどの常識外れなレベルに達していたのだ。ドルトに「個人的な関心」が強くて何かと頬を染めがちな王女、気の良い女騎士たち、癖はあるが真摯な後輩竜師らとともに、気ままだが頼られまくる新生活が始まる!
アルバイト中に強盗に襲われた僕、上代朝霧。次に目を覚ましたのは、異世界だった。空腹に耐えられず、ひとまず向かった森でゴブリンに遭遇。しかし、なぜだか上手く武器を使え、撃退に成功する!!その後も狼に追われたりしつつも、何とか町へと到着。そこでギルドに加入し、依頼をこなしていたら、素早さの数値が異常に上昇していることが発覚!!だから、僕はこの素早さと器用(貧乏)さを武器に、この世界で生きることを決める!!その後、町で出会った美女エルフのダニエラとパーティーを組んで修行していると、伝説級の魔物・ベオウルフが出現!!果たして無事生き延びることはできるのかー!?異世界最速の転生者が駆け抜けるファンタジーライフ、開幕!!