著者 : ごろごろみかん。
「跪け。俺の靴にキスできるなら、命だけは助けてやってもいい」--国のために尽くしてきた聖女・ミュライア。ある日、新国王と恋人の策略により追放&婚約破棄を言い渡されてしまう。自分勝手な彼らに呆れたミュライアは聖女の証である髪を自ら切り捨て、精霊たちとともに王城を去ることに。初めて触れた外の世界に心躍らせ、改めて国を守りたいと奮闘するミュライア。その一方で、王都では何やら不穏な動きがあって…? 名前も肩書も捨てた身ですが、これ以上あなたの思い通りになるなんて大間違いです! 自由を手にした捨てられ聖女の大逆転譚!
不幸の象徴といわれる銀髪を持つ令嬢・レイチェル。両親に虐げられ育ったレイチェルの支えは、唯一家族として接してくれた妹だった。しかし、妹が王太子と婚約することで最悪な未来が訪れるのを知ったレイチェルは「私が王太子の婚約者になるわ」と代わりに王城へ乗り込むことに。次第にレイチェルにもクズな本性を現した王太子に、第二王子の協力のもと、逆襲に転じることにして…。ふざけた理由で妹を傷つけたクズを私が簡単に許すとお思いで?倍にしてお返しするので覚悟ください!虐げられ冷嬢の逆襲劇が今、始まる!
余命半年と告げられた公爵令嬢・アリエアは王太子妃の座争いから暗殺未遂に遭い、見知らぬ地に捨てられ絶望の淵にいたが、謎の青年・ライアンに救われ一命を取り留める。偶然にもふたりは世界に3つしかない運命の指輪を持っており、その謎を解く旅へ。道中、婚約者のフェリアルと再会するも、アリエアは呪いの代償で記憶を失っていた。襲いかかる危険、近づくタイムリミット、試される決断力、揺れる恋心…。様々な感情渦巻く中、アリエアが手にした終幕はー。運命に抗う異世界大河ロマンの完結巻。
“王太子妃になる⇒命を落とす”という人生を4回繰り返した令嬢・アーリア。5度目の人生、無能な王太子は婚約中にも関わらず妹と恋仲という胸糞な状況だったが、王太子妃になりたくないアーリアにとってはむしろ好都合。しかも今回の人生では「人の心を読む」という異能を手にし、聡く美しい第三王子・ミカエルからの溺愛猛攻まで始まって…!?「無事婚約が破棄されたのなら、苦手な蜘蛛ともワルツを踊るくらいですわ!」-5度目の人生は反撃させていただきます!アーリアの華麗なる快進撃、ここに開幕!
王太子と婚約中の聡き令嬢・ティアリーゼ。王太子は別の女に夢中だが、彼に恋愛感情0のティアリーゼにとって、取るに足らない出来事であった。しかし2人の関係は熱を増し、このままでは彼から婚約破棄をーえっ、待って、向こうから!?私悪くないのに!?そんな一方的な話なんて、絶対に受けてたまるものですか!婚約破棄を突きつけられる前にこの結婚、白紙に戻して差し上げようじゃない!我が道を突き進むティアリーゼに王太子との関係も次第に変化していき…。武闘派令嬢がおくる、痛快!爽快ファンタジー!
魔力ナシと判定を受け、おまけに両親と似つかない見目のせいで虐げられてきた伯爵令嬢のアマレッタ、せめて役に立てと竜王の生贄にされ死を覚悟するがー「お前は聖女の末裔だ」竜王・アルミスはアマレッタが聖女の再来だと告げ、花嫁にすると宣言!獣人たちの国に歓迎されたアマレッタが覚醒した聖女の力で大活躍する一方、彼女を虐げていた貴族は力を失い始めていて…。私を捨てたことを今さら後悔?もう遅いので地獄を見せて差し上げます!番外編は「贈り物」。
母を亡くし、16年間虐げられてきた侯爵令嬢のミレルダ。国で唯一の聖女の判定を受けるも義妹にその地位を乗っ取られ、婚約者であった王太子も奪われてしまう。「婚約破棄?好きにすればいいじゃない。私も好きにするから」-本物の聖女であるミレルダは国に見切りをつけて出ていくことを決意!すると大国のイケメン王太子に保護され、聖女の力で次々と事件を解決する大活躍をして…!?