著者 : さめだ小判
勇者のふりも楽じゃない3--理由? 俺が神だからーー勇者のふりも楽じゃない3--理由? 俺が神だからーー
王都へ戻ったケイカに国王ダフネス三世が依頼してきたことは、意外なものだった。それはー「そなたには魔王の手先、レオを退治してきて欲しい」「え レオを!」レオが魔王の手先?にわかに信じられなかった。が、ケイカが留守の間に王都を襲った魔物とともに、彼は王都を出て行ったというのだ。釈然とはしないものの、王の依頼を受けたケイカは、ミーニャやラピシア、セリィたちを伴い、彼が居るといわれる地獄侯爵の居城へと向かうのだった。レオの真実とは、そして…信者は増やせるのか!?八百万の神であり、この世界では勇者でもあるケイカの漫遊冒険譚!
勇者のふりも楽じゃないーー理由? 俺が神だからーー勇者のふりも楽じゃないーー理由? 俺が神だからーー
八百万の神であるケイカ(蛍河比古命)は信者の信仰心を獲得できず日本での布教に失敗した。失意の中、高天原へ帰ろうと魔法を唱えたら、運悪く異世界へ飛ばされてしまう。そこは異世界アレクシルド。凶悪な魔王が支配する世界。見えないはずのケイカの姿は人間と同じように見え、そして同じように動けた。さらに勇者になって功績を上げれば、神として崇めてもらえると姫騎士のセリィから教えてもらう。ケイカは、魔王を倒してこの世界の神になってやろうと決意。ちなみに一般人と違って、ケイカだけは人や物の能力値が見れた。スキルツリーも見れた。ついでに大地を砕くほどのパワーも備えていた。「理由?だって俺は神だからー!!!!」今ここに、ケイカの神様勇者道中記が始まる!
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