著者 : たかたちひろ
貴族の証である血統魔法が使えず、無能扱いされる辺境伯家の次男・アルバは、ある日突然、不仲の兄と一時的に体が入れ替わってしまう。自分の体で暴虐の限りを尽くした兄のせいで、未開の村へ追放されてしまったアルバ。自由な生活を渇望していた彼は喜んで向かうが、そこはゴミの山で埋め尽くされておりー。「あなた魔法が使えたの?しかもこんな技を無詠唱で…!?」「アルバ様は救いの神なのか!?」火魔法・風魔法・土魔法・etc…密かに全ての属性、“万能魔法”を習得していたアルバ。ガラクタを便利な魔導具に変え、ライフラインを整え、農作物を増やし、未開の村をあっという間に超チート拠点へと変貌させる。さらに伝説の聖獣の親子も救ってしまい…!?適当にゆるっと過ごすはずが気づけば万能領主として称えられるアルバの活躍は、彼を捨てた実家にも届いており…。適当あらため規格外領主、念願のスローライフ(?)を始めます!第3回グラスト大賞長編賞受賞作。
何も魔法属性を得られず追放されるも、幼馴染の窮地を前に全属性魔法が使えるようになった冒険者のタイラー。辺境の官吏の役目を終えた彼は、王女・ノラから平和の式典の護衛を依頼される。ところが、式典が開催される北方の街では、魔族達が封印された長を復活させようと暗躍していた。王女襲撃を皮切りに、本格化する魔族の攻勢ー街に過去最大の危機が迫る中、タイラーは魔族との因縁を絶つため、刀を握る!
何も魔法属性を得られず追放されるも、幼馴染の窮地を前に全属性魔法が使えるようになった冒険者のタイラー。悪徳貴族のクーデターを食い止めた彼は、王女・ノラから官吏に任命される。任に従い辺境へ向かったタイラーと仲間達は、とあるきっかけで、謎の少女・バイオレットを預かる。子守りに役人仕事に大忙しな中、タイラーは未開のダンジョン調査に乗り出すのだが、そこでバイオレットを狙う魔族・ガイアと対峙することになりー。
誰でも発現するはずの魔法属性を何も得られなかったことで、追放されてしまった冒険者のタイラー。そんな彼は、窮地を前に全属性魔法が使えるようになり、新たなパーティを結成する。妹の特殊な病の治療にも成功し、順調な日々を送っていた。ある日、ギルドからモンスター大量脱走の原因調査を依頼されたタイラー一行。やがて彼らは、この事件に悪徳貴族が関わっているという情報にたどり着く。時を同じくして、その貴族の黒い噂を追っていた女性剣士も仲間に加わり、タイラーたちは事件の黒幕に立ち向かうー!
誰でも発現するはずの魔法属性をなぜか持っていない冒険者のタイラー。彼は魔法が使えないことを理由に、パーティのリーダーによってダンジョンの最奥に置き去りにされてしまう。しかし、自分のために残ってくれた幼馴染・アリアナの窮地を前にして、秘められた力が覚醒!全属性の魔法を使えるという前代未聞の力を手に入れる。無事ダンジョンを脱出したタイラーは、妹の病を治す薬草が超上級ダンジョンにあるという情報を耳にする。そして薬草の入手を目標に、アリアナとともに新しいパーティを結成するのだったー賑やかな仲間たちとともに送る、楽しく謙虚な冒険者ライフ、開幕!