著者 : たかやki
勇者ミナ、騎士ユルエール、魔法使いリリィ、僧侶シャノ。彼女たちはまだ見ぬ未知なる大地を踏破し、襲い来る強大なモンスターにも負けず、いつか歴史に名を残すような立派な冒険者を目指す女の子の4人組…にも拘らず、未だに初心者の館を卒業できずにいた…!!いつもいつも予想外なトラブルを起こして卒業課題のクエストをクリアできない「初心者」4人。でも彼女たちはまだ知らなかった…初級クエストに挑戦しては失敗し続けた結果、経験値だけがとんでもなく溜まり、いつのまにかレベル99になっていたことをー。これは、実はレベル99で最強な初心者ちゃんたち4人組が織りなす、冒険と言う名のゆるふわ日常な物語です。
最後の大迷宮“氷雪洞窟”の試練は続く。ユエもまた、虚像との戦闘を繰り広げていた。切り捨てた記憶から抉り出されたのは、自身も知らない秘密と『矛盾』。かつての悲劇を想起させられるシア。内にくすぶる復讐心を暴かれるティオ。焦燥と嫉妬に苛まれる香織…。それでも、彼女たちは試練に向き合う。己を乗り越え、最愛の人と歩む未来を掴み取るためにー!「…たとえ過去をやり直せるとしても、私は何度でも同じ道を選ぶ」極限の意志を解き放て。“最強”異世界ファンタジー、第10巻!
海上都市アンディカの事件から数ヶ月。新たな仲間・メイルと共に解放者支部を訪れたミレディ達は、ライセン大峡谷の隠れ家が崩壊したという衝撃の報告を受ける。隠れ家へ急行したミレディ達が、そこで出会ったのはー「俺の名はヴァンドゥル・シュネーだ。チュ」マフラーを巻いた一匹のネズミだった。新たな神代魔法の使い手は言う。仲間になってほしければ“イグドール魔王国”へ向かえと。応じたミレディ達が相対したのは魔王国最強ーつまり、魔王で…!?これは“ハジメ”に至る零の系譜。『ありふれた職業で世界最強』外伝、第3巻!
ついに故郷へ帰還する手がかりを得たハジメたち。目指すは“氷雪洞窟”-氷と雪に閉ざされた、極寒にして極限を成す最後の大迷宮。新たな力を携え挑むハジメたちだったが、氷面鏡の迷路に加え、奇怪な囁き声に悩まされる。その仕掛けは一行の精神を着実に蝕んでいきー。そんな極限状態の中で分断され、一人ぼっちとなった雫の前に現れたのは、偽りの自分。自身を超える試錬に臨む雫だったが、目を逸らしてきた真実を虚像に突きつけられ、心が決壊してしまい…!?「南雲君、少し、疲れたわ。ちゃんと…守って…ね?」内に秘めた自身に克己せよ。“最強”異世界ファンタジー、第9巻!
謎の転校生レーラ=サカグチは、なぜか森下大樹に興味津々。なにやら異世界とも因縁があるようで、しつこく付きまとうようになる。そんななか、ある慰霊の儀式を阻止せよとの指令がレーラに下される。「どういう事なんだ?サカグチさん?」護衛役の輝夜は瀕死の重傷を負い、大樹は怒りを抑えられずレーラとの闘いを決意する。なにやらレーラには、指令に逆らえない事情があるようだが…。「戦闘スキルーフルオープンだっ!」これは現代日本でステータスやスキルを使い、異世界帰りの勇者が無双したり、学校一の美少女たちとSNSを始めたり、クソゲーに興じたり、ご馳走食べたり、別の異世界帰還者の野望を打ち砕くために共闘する物語である。
“メルジーネ海底遺跡”を攻略し、七大迷宮のひとつ“ハルツィナ樹海”を目指すハジメたちは、街道でハイリヒ王国王女リリアーナと再会し、驚愕の報せを受ける。-変心したハジメを信じ、教え、導いた愛子の誘拐。「取り敢えず、先生を助けに行かねぇとな」ハジメは選ぶ。切り捨てず、見捨てず、救う事を選ぶ。向かうは聖教教会の総本山“神山”。異端者認定を受けた“奈落の化け物”と、“神の使徒”が激突するー!互いの信念を凌駕するのは果たして。“最強”異世界ファンタジー、第6巻!
香織をパーティーに迎え、ミュウの故郷である“海上の町エリセン”を目的地に、グリューエン大砂漠をブリーゼでひた走るハジメたち。道中、砂漠でサンドワームに襲われていたアンカジ公国のビィズを救出する。聞くところによると、ビィズは原因不明の水質汚染で倒れた国民を救う手立てを探し、近隣諸国に救援を求めるために国を離れていたのだという。原因不明の病気を直す鍵は“静因石”という鉱石。その鉱石は七大迷宮のひとつである“グリューエン大火山”で採取できると言われていた。攻略ついでに採取に向かったハジメだが、そこで思わぬ強敵の襲撃を受けてしまい…!?“最強”異世界ファンタジー、第5巻!