著者 : にぃと
私こと才色兼備な女子高生・清水紫音が愛する唯一の男性、父・健人の様子が最近おかしい。私からの愛情表現への反応はいまいち悪いし、急にー「紫音のために、お父さん、もっともっと頑張るよ」なんて言いだしたりするし。カラ元気なのは間違いないわ。家庭では私の完璧なサポートがあるから、職場での悩みのはず。でも、お父さんは私に相談してもくれないし。亡き母・紫ならば、お父さんを癒やし、的確に助言することができていたはず。どうしたらお母さんを超えられるのよ!!
私・清水健人(42)の生きがいは、高校2年生の娘、紫音の成長だ。親バカかもしれないが才色兼備な紫音。彼女を立派な大人へと導くことが私の務めであり、亡き最愛の妻・紫への供養になるはず。だが最近、頭を悩ませることがある。それはー「お父さん、浮気なんかしてないでしょうね。チェックよ」紫音の距離感がちょっと(いや、かなり)近すぎるんじゃないだろうか!?浮気チェックと言って抱きついてくるし、スキンシップが大事とお風呂で洗いっこを要求してくるわ、何かとベッドに潜り込んでくるのは、いったいどういうわけだ!?これはー、中年親父である私が実娘にあの手この手で誘惑されても、決して一線を越えることのないラブコメディである。
ダンジョンアタックを通じて、公私ともども息があってきた美人上司・黒木姫乃(26)と営業・牧野祐介。ふたりで参加した新年ダンジョン初めでのふとしたハプニングで距離は一気に縮まり、お互いに言えなかった想いがついに重なったーはずなのに!?「もう、あなたとダンジョンに潜るつもりはありません」横浜デートに、黒木主任のハンターランク昇進試験、牧野が企画するダンジョンB級グルメ屋台。イベントいっぱいなのに、どういうわけかふたりの想いはすれ違うばかり。まさか、このままパーティ解散!?
いまいち冴えない営業職の牧野祐介と、才女にして美人な女上司・黒木姫乃(26)との秘密、それはノー残業デーで行われる“ふたりっきりのダンジョンアタック”だった。ダンジョンではへっぽこな黒木とのダンジョンアタックにも楽しさを覚え始めていた牧野に、かつてのパーティーメンバー・小池寧々からプロハンターへの誘いが届く。「そんなド素人の指導してる器じゃないだろ、お前は」不向きな仕事を続けるか、それとも新たな仕事を選ぶのか?答えの出ない牧野に黒木主任がかけた言葉とはーえっ、これがふたりの最後のダンジョンアタック!?
とある企業の会社員・牧野祐介は、上司・黒木姫乃(26)から業務後の呼び出しを受ける。巨乳の黒髪ロング美人である黒木主任と、まさかの社外デート?などということはなく、それはダンジョンアタックへの同行命令だった!?だが、仕事では「鬼の黒木」と呼ばれるエースなのに、どういうわけかダンジョン内では超絶へっぽこでー「これは、営業よりたいへんなことになったぞ…」牧野は黒木を一流のハンターに育成し、ダンジョンでのサービス残業から脱出できるのか!?職場とダンジョンでは立場が変わる、お仕事系ダンジョンファンタジー!