著者 : はにかえむ
捨てられた先で待っていたのは……もふもふ&王族たちに愛される幸せライフ 双子として生まれたことで「忌み子」と嫌われ監禁されて育った少女・リル。 そんなリルは、生みの両親に捨てられた森で、隣国の王族であるイアンに保護されたことがきっかけで転機が訪れる。 イアンはすぐにリルが神獣と話せる特別なスキル【通訳者】を持ち、さらに神獣たちから愛される才能がある特別な存在であることに気が付いた。 森に住む神獣を守る騎士団の団長でもあるイアンの義娘となったリルは【神獣の通訳係】として騎士団のみんなと一緒に森の拠点で暮らし始める。 いつも優しく見守ってくれるイアンや騎士たちに愛され、毎日拠点に会いに来るもふもふたちと戯れながら幸せな時間を過ごすリル。 自分を大切にしてくれるみんなに恩返ししたいと考えたリルは人間と神獣を繋ぐ架け橋となることを決意する! 「私、とっても幸せだね」 大切な人たちと大好きなもふもふ神獣に囲まれ、虐げられていた少女が、新たな人生を切り開いていく、ほっこり愛されハートフルストーリー!
ふとした瞬間にネリーを思い出し寂しくなるものの、エリスは優しい家族と友人に囲まれ、穏やかな日々を送っていた。 対抗戦も終わり学園生活も落ち着き始めた頃、ダレルからテイマーショップの宣伝のため、従魔たちにモデルになってほしいとエリスはオファーを受ける。やる気満々のアオたちは、撮影当日もその魅力を遺憾なく発揮。すると店主から「テイマーコンテストには出ないのかい?」とたずねられーー? そして招待されたエルフの里で、ついにエリスの出生が明らかに! エリスがエルフの族長から預けられたものはなんと、幻鳥の卵ーー!? 世界で一番優しい物語、第2弾!
新規書下ろしエピソード多数収録! これは、世界で一番優しい物語ーー 「大魔女」と呼ばれている祖母ネリーと二人で暮らしているエリスは、森の奥の小さな家で幸せな日々を送っていた。 しかしそんな生活も長くは続かず、ネリーに最期の日が刻々と近づいてきていた。 悲しみに暮れるエリスに、ネリーは死に際に命がけの“祝福”を施した。 ひとりぼっちになってしまったエリスは悲しみに暮れながらも、ネリーからもらった“祝福”を胸になんとか前を向こうとする。 そんなある日、エリスの前に現れたのはある一匹のスライムだったーー