著者 : ぽぽるちゃ
聖女の家系に生まれたエウリーネは、人や物の影に隠れて気配を消せるという能力持ちの真性コミュ障。人間怖い! 一生引きこもります! と誓い生きてきたのに、突然高潔と名高い第二王子ジリオスが求婚してきた! しかもコミュ障を奥ゆかしいとか、前向きに捉えすぎですが!? 断り方も分からず、気づけば彼の妻として王宮へ。いきなり夫婦生活!? と焦りまくるエウリーネに気付き、ジリオスは提案する。夫婦としてではなく、初めて出会った者同士として少しずつ関係を築いていこうと。それから手を繋いだりお茶をしたり、まったりと恋を育てる日々。こんな優しい旦那様を支えたいーー私もこの微妙な能力を使ってお役に立ちます! 彼女の斜め上の内助の功の行く末はいかに!?
アナベルは聖女である。 人々を癒やすための「神聖力」が減少してしまった「役立たず」だったが。 力を失ったアナベルは、教会のため、そして自らの借金のため金持ちの成り上がり貴族と結婚させられることに。 せめて思い出を作りたいと思ったアナベルは花祭りで偶然出会った聖騎士に告白する。 その思い出を胸にしたくもない結婚を受け入れたはずがーー突然教会にやってきた聖騎士ーーリュカは言う。 「アナベル嬢。どうか私と結婚してください」 「………………は?」 いきなりプロポーズされ戸惑うが、 さらに驚きの事実が判明する。 「なんで聖騎士が呪われてるんですか!?」 「これには事情がありまして……。不本意ですが呪われてしまいました」 神聖力を失った聖女は、愛の力で聖騎士の呪いを解けるのか!?
料理やポーションを作りつつ、第二の人生を満喫するユウリ。ある日、街を散策しているとフユトという日本人に遭遇! 冒険者をしているらしく「ある植物」を鑑定して欲しいと応援要請が入り目的地に行くが……。
三度の飯より悲恋好きのOLがゲーム世界の悪役令嬢に転生!? ああ、これからフィアンセである王子に疎まれて振られる、切ない失恋エンドを想像するだけで、胸がキュウッと痛くなってたまらない。なのに、いつまで経っても王子様の溺愛がやまないのはなぜ!?
気付けば異世界に来ていた警備会社勤めの悠里。保護してくれた騎士団長の胃袋を掴んでしまったり、作ったポーションが規格外だったり、仕舞いには『光の申し子』と崇められ……。夢見たスローライフは前途多難!?
ハイスペ婚約者のリカルドと晴れて両思いとなった薬草オタクのアリシア。王宮で一流薬草士を目指しせっせと修行中のある日、隣国からやってきた憧れの天才薬草士のお世話係をすることに。「大丈夫よ。ドジ踏まないから!」と胸を叩いてもリカルドは不機嫌顔で「俺が婚約者、婚約者は俺……」と謎の呪文(?)を唱えている。そんな矢先、リカルドを護衛にしたいという我が儘王女様が現れて!?
騎士団最強と謳われる男装の騎士ユディト。長身で筋肉質な彼女についたあだ名は「猛将」。そんな彼女に女王から「王子の子供を産め」という命令が下されるーーためらいつつも、騎士の職務として受け入れるユディト。一方のアルヴィン王子は命令を拒否しようとするが、あれよあれよという間に外堀が固められていく。いつの間にか「凛とした美しさ」を持つユディトに惹かれていくが……そんな中、王女ヒルデガルトが何者かに誘拐されてしまいーー
『貴銃士』-それは美術・骨董品として残された古銃の化身。世界帝府の独裁により自由を奪われた人々の前に現れ、気高く、そして華麗に戦う彼らの姿は、世界に一筋の希望をもたらした!これは、生命を得て、ひたむきに自らの“絶対高貴”を追い求める若者たちの物語。僕たちは何のために戦い、何を守るべきなのかー。シャルルヴィル視点で追う、もう1つの物語。
この度あなたには、ミコシバ様と結婚したいただくことになりました。おめでとうございます。だらしない父親のせいで苦しい生活をしていた里穂の元に、謎の執事がやってきた。どうやら『ミコシバさん』とは、犬守市の大地主で大富豪らしい。そんな相手からの突然の求婚に驚きつつも、バラ色の人生を夢見て里穂は後先考えずにOKするが…相手はまさかの『柴犬』!?喋る柴犬と女子高生のほのぼの新婚生活スタート!!