著者 : まえばる蒔乃
国王の命令で継母となった公爵令嬢ロゼマリア。だが、義娘となる王女スノウに森へ追放される。 継子いじめの継母になる悪夢を見続けていたロゼマリアは正夢とならなかったことにほっとし、嬉々として森の中へ。 そこでロゼマリアは隣国の第二王子リオヴァルドと第四王子ルイセージュと出会う。 なんとこのルイセージュ、精霊の加護を持つ「精霊の愛し子」らしい。 怯える彼にロゼマリアは魔力の使い方を教え、優しくふるまう。 テイムした大型犬や鏡の精霊ラブボと共に、りんごスイーツや毛織物を売って楽しい毎日を送るロゼマリアだが、彼女を恐れるスノウが森を焼く計画を企てておりーー!? 天才魔術師ロゼマリアのドキドキスローライフコメディ!
異世界転移の過去を持つ筆頭聖女・シャーレーンは『神に寵愛されし聖女』とされ、王太子とも婚約中。だがその経歴は、実は全て真っ赤な嘘! 歓楽街の娼婦と闇薬師の子で、教会に売られた"がらっぱち娘"だった。嘘を次席聖女ルルミヤに暴かれ、婚約破棄の上に冤罪の淫行で囚われた夜にシャーレーンは何者かに惨殺されるが、目を覚ますと見知らぬ部屋で妖艶な黒髪の美青年に微笑みかけられていた。さらに、身体がなぜか8歳になっていて! 『ハリボテ聖女』が蛇神様に溺愛されながら新たな人生を歩き出すラブ・ファンタジー。
溺愛激しめ皇弟殿下と ワーカリックな発情聖女の ピュアでアツい恋の行方は!? モニカの聖女力は、その強さと引き換えに発情してしまう厄介な副作用付き。それでもモニカは民のため、そして自分を見出してくれた皇弟リチャードのため、日々走り回っていた。 けれど最近彼を見ると、力を使っていないのに体が熱くて鼓動がおかしくなる。私、感情が壊れちゃった…? そんなときモニカは怪しい商人ジヌから「聖女じゃなくなったあとの貴女の夢はなんですか?」と問われる。 聖女の力は期間限定、いずれ消えてしまうもの。そのとき自分はリチャードの隣にいられなくなる??。 悩む発情聖女と、独占欲ますます高まる皇弟の、ピュアが滴りほとばしる第2巻!
侯爵令嬢・イリスは妹に婚約者を奪われた挙句、実家の借金を肩代わりした元平民の成金商人・ルーカス男爵の元に嫁ぐことに。しかしルーカスの婚約目的は、貴族社会に無知な自分たちのルールブックとしてイリスを連れてくる事だった…!「地味で空気な私でよければ貴方の力になります、ルーカス様」変に生真面目なイリスに調子狂いっぱなしのルーカスだが…自分や仲間を支えるため、奮闘するイリスの献身的な姿に惹かれてゆくー。白い結婚から一転のこじらせラブコメディ、はじまります!