著者 : れもん
冒険者アル あいつの魔法はおかしい冒険者アル あいつの魔法はおかしい
貧しい領主の三男坊アルは、魔法に大夢中ーだけど、お金がない!安い不人気の呪文の書(魔術習得を可能とする古文書)を手に入れ、独自の工夫で研鑽を積む日々。もっと多くの“書”を買い集めるため、“冒険者”となった彼は、仲間の救出で訪れた遺跡で、偶然にも秘された太古の大賢者・テンペストの墓を見つけることに。そこで出会ったのは、自我を持った魔道具だった!?図らずして得た古代文明の知識と有り余る情熱で、噴射や鈍感、知覚強化等の役立たずな術を、次々と強力な技へと昇華!やがては国々の動乱をも収める、王国一の大魔法使いへと成長してゆく。謙虚堅実な少年が“古より今を創る”王道ロードファンタジー!
猫と呼ばれた男猫と呼ばれた男
魔法が使えず剣もダメな冒険者マート。だが彼は、生まれ持った猫のような目と身軽な体躯という冒険者として恵まれた特徴で採集クエストをこなし、細々ながらも楽しく暮らしていた。そんなある日、冒険者ギルドで入手したステータスカードで前世の記憶とそれに伴う驚愕の事実を知る。そこには魔獣スキルに呪術魔法、普通の人間ではありえない項目が!しかも精霊魔法の潜在能力は伝説級!?現実を受け入れられないまま、商隊の護衛クエストを受けるものの、盗賊団の襲撃に遭ってしまいー。命からがら隣町へと着いたマートは、そこでおてんばな伯爵令嬢ジュディと出会う!「伝説の杖を作るための材料を、一緒に探してほしいの!」積極的なお嬢様や色っぽい精霊たちに囲まれて、少年が「最強」になるまでの大冒険が始まる!
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