著者 : アブデッラー・ターイア
ベッドがあればベッドがあれば
家族の絆、イスラム世界の抑圧と西洋への憧れ 「僕は牢獄にいた、ますます牢獄の中に。西洋には自由があるって? どんな自由が?」 母や兄への官能的な親密さに満ちた幼年時代を通りぬけて、フランス語の知に魅惑されたモロッコの若者は地中海の両岸で「他者」となる。 南でゲイであること、北でアラブであること、そして自分と世界を知る旅。
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家族の絆、イスラム世界の抑圧と西洋への憧れ 「僕は牢獄にいた、ますます牢獄の中に。西洋には自由があるって? どんな自由が?」 母や兄への官能的な親密さに満ちた幼年時代を通りぬけて、フランス語の知に魅惑されたモロッコの若者は地中海の両岸で「他者」となる。 南でゲイであること、北でアラブであること、そして自分と世界を知る旅。