著者 : ウディ・アレン
羽根むしられて羽根むしられて
客との文学論を商売としたコールガール組織に立ち向かう私立探偵カイザーの物語。歯科医ゴッホの芸術的苦脳を描いた『もし印象派画家が歯科医であったなら』。ウディ・アレンの手にかかれば、シェイクスピア、死海写本、心霊現象、バレエの入門書等々、すべては深遠でおかしな物語へとかわる。戯曲『神』、『死』も収録した、ウディ・アレンの第2短編集。
これでおあいここれでおあいこ
あのウディ・アレンの究極の目的は作家になること?八面六臂の才人「これでおあいこ」先輩作家への借りは返したと、自負をこめておくる処女短編集。娘から神をさがしてくれと依頼された探偵の物語「ミスター・ビッグ」、天才メッタリングの生涯をクリーニング・リストより読み解く「メッタリング・リスト」…。パロディ、パステーシュ等趣向を凝らした17編。
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