著者 : ウラシマ
侯爵家子息ジェイのお屋敷へ招かれたルビナは、異国の元王子でもあるジェイの旧友・レオナルドから結婚式へ招待される。初めての国外旅行もジェイと一緒に満喫し、心を通わせるふたり。式の晩、ついにジェイから婚約を前提にした交際の申し出が!? 晴れてお付き合いを始めたふたり。ジェイの家族と交流したり、彼の店の宣伝に一躍買ったり、学園祭の準備に奔走したりとルビナは大忙し。だけれどそれは、前婚約者との間では決して得られなかった幸福な日々で…… 試練を乗り越えた二人の、幸せあふれる甘々ピュアラブストーリー! 第一章 ジェイ様のおうち 第二章 何かありそうな予感 第三章 交際します 第四章 学園祭 第五章 旅行に誘われました 第六章 卒業式 第七章 甘やかしたい 第八章 ソフィアさんの結婚式 第九章 嫁ぎます 第十章 最終話
「僕だってリリカを守りたいんだ」 五歳で両親を亡くし、ルクレール公爵のウィルジアの屋敷で住み込みで働く使用人のリリカ。 なんでもこなせる万能メイドのリリカと、 隠れイケメン公爵ウィルジアの、平穏で楽しい日々。 しかし、リリカへの想いが、徐々に特別なものであることに気づき始めるウィルジア。 一方リリカも、ウィルジアのことを思い出す度に 胸が高鳴るようになってーー? リリカとウィルジアの関係性が少しずつ変わり始める大人気ファンタジー小説第2弾、開幕!
代々続く子爵家の令嬢ルビナ・ローゼンは、婚約者のディートリヒ・モリソンと街歩きに向かうが、彼は友人だという別の女性と親しく過ごしはじめ、ルビナは店先に置いてけぼりにされてしまった。数時間婚約者を待っていたルビナだったが時間も遅くなり、親切な店のオーナーが用意した送りの馬車で帰路につく。しかし学園で顔を合わせたディートリヒは謝るどころか忠誠心が足りないとルビナをひどく罵倒する。さらにはルビナのバースデーパーティーに別の女性を連れてくる彼の姿にルビナは婚約破棄を決心した。そんな彼女の元に侯爵家子息が声をかけてきて…!?
リリカは五歳で両親を亡くし、近所に住むかつて王宮で王妃の専属侍女をしていたヘレンという老婆に引き取られた。以来、一人で生きていけるようにと使用人としての仕事を教わり、十七歳になったある日、リリカはルクレール公爵ウィルジアの屋敷に住み込みで働くことになる。変人と名高いウィルジアの屋敷は荒れ放題だが、嬉々として使用人としての仕事に励むリリカ。すると、リリカが万能すぎるという噂が屋敷を飛び出し王妃にまで届き始めて…?なんでもこなせる万能メイドのリリカと隠れイケメン公爵ウィルジアの楽しい日々が今始まる!