著者 : カサリン・カーツ
炎の玉座炎の玉座
少年王ケルソンの右腕、モルガンとダンカンは、デリニの血を引くことを理由にとうとう教会から破門されてしまった。それからというもの、グウィネド王国ではデリニに対する人々の憎悪が再燃し、反乱は拡大の一途をたどった。そしてついに事件は起きたー。ケルソンの叔父の率いる王国軍が反乱軍に襲撃されたのだ。さらに、内乱に乗じて王国を侵略しようと、デリニを王に戴く隣国が戦の狼煙をあげた…。シリーズ完結篇。
反逆者の影反逆者の影
ケルソンは、デリニの貴族モルガンとダンカン神父の力を借りて、魔女チャリサとの果たし合いに勝利をおさめ、王位についた。だが王冠を手にしたケルソンを待ち受けていたのは新たな陰謀だった。デリニに反感を持つ司教たちが結託して、モルガンとダンカンを追い落とすべく画策していたのだ。おりしも王国辺境では、ケルソンの統治に不服を唱える者たちが反乱を起こそうとしていた…。少年王の活躍を描くシリーズ第2弾。
獅子王の宝冠獅子王の宝冠
いにしえより、魔力を持つ半神的種族デリニと人間との対立に揺れ動いてきたグウィネド王国。現在王国は、人間の王の統治下にあった。ところが、王が何者かに暗殺されてしまった。残されたのは弱冠14歳の王子ケルソン。父の王冠を継ぎ、その暗殺の真相をつきとめようとするケルソンだが、前途には思いもかけぬ邪悪な陰謀が待ち受けていた…。トールキン以後のファンタジイ・ブームの火つけ役となった人気シリーズ開幕。
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