著者 : カン・ミガン
赤い袖先 中巻赤い袖先 中巻
なかなか世継ぎができない王を案じて、王宮では新たな側室を迎え入れる。選ばれたのは、王の側近ホン・ドンノの妹、元嬪ホン氏。側室をとることに気のりがしない王だが、そのそばで宮女ソン・ドギムは胸が痛むのを感じていた。王妃と側室の間に緊張感が張り詰めるなか、王の心はドギムに向いていた…。
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サンの腕に抱かれたドギムの前に新たな世界の扉が開く。王の愛を受けた宮女出身の側室ー宮女の世界しか知らなかったドギムにとってそれは、慣れない、慣れようにもないものだった。いつ飛び出していくかもわからぬ彼女を守ろうとサンなりに気遣うのだが、彼はあくまでも王だった。やがてふたりの間に王室待望の王子が生まれ…。
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父に連れられ、宮中に足を踏み入れた少女ソン・ドギム。宮仕えに出された彼女が最初に命じられたことは、父を亡くしてからふさぎこんでいる世孫の話し相手となることだった。以来、世孫の目はいつも楽しそうに笑っている見習い宮女の姿ばかりを追うようになり…。この感情はなんなのか?運命の愛が始まる!
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