著者 : キム・ハナ
『女ふたり、暮らしています。』の著者が贈る、「話し方」についての珠玉のエッセイーー 人と話す、人前で話す、不特定多数を相手に話す。オンラインを含め発信方法が増え、人と人のつながりも多彩になった現代では、「話す」ことには練習が必要だ。 ・思ったことが正確に伝わるように「話す」 ・相手が気軽に話せるように「話す」 ・人の心に響くように「話す」 ・人を傷つけないように「話す」 ・謙遜しすぎないように「話す」 これらは、生まれ持ったよほどのセンスでもない限り、経験と気づきと学習と訓練がなければ上達しない「技術」である。本書では、韓国の人気ポッドキャスト司会者であり、敏腕コピーライターである著者が、日常の会話や講演、配信、インタビューなどあらゆる場面で人と話して見つけた、小手先のテクニックや話術とはひと味違う、「話し方の技術」について語る。 〈序文〉ついでだから言いますが 内気な子ども あなたは話す人になる 役柄と本当の自分 間(ポーズ)の技術 話し方の先生たち 植木鉢から森へ 言葉から力を抜く つらいときは力を抜けばうまくいくーー「世界を変える時間、十五分」講演録より 講演で緊張しない方法 「チェキラウト」を始める 私の声ってこんなだっけ? 良質な対話のために考えること 音楽としての話し方/聞いて、その瞬間にいるということ/会話のエネルギーバンパイアたち/集中力の限界を知る/私の話し方の道具ーーマインドマップ いいものをいいと言うこと 建国以来最大の女性作家の集まり 女性たちへーー私たちには謙遜する権利はない 「チョ」とは何か 最高の酒の肴は会話 沈黙について そんなことまでいちいち言わなければダメなのです 説得は魅惑に勝てない 私の好きな声 誰も傷つけない言葉 対話の悦よろこび 声を上げよう
シングルでも結婚でもない、 女2猫4の愉快な生活 単なるルームメイトでも、恋人同士でもない。 一人暮らしに孤独や不安を感じはじめたふたりは、尊敬できて気の合う相手を人生の「パートナー」に選んだ。 小説家チョン・セランも絶賛した韓国で話題の名作エッセイ、ついに日本上陸! 1. 分子家族の誕生 「ひとり力」マックスの人 この人ならどうだろう 他人という見知らぬ国 私をとりこにした望遠居酒屋 二種類の人間 そのマンションを逃すな 太陽の女 結婚まで考えた 小心者に媚びる者 借金上手な人になれ 私を成長させたのは八割がローン 内装の総責任者になる 2. 結婚していないからわかるんですが 「自炊生活」が「シングルライフ」になるのはいつ? 何も捨てられない人 巣のような君の家 家の妖精ドビーの誕生 二つの人生を合わせる けんかの技術 「ティファールの戦い」と誕生日の食卓 猫たちの紹介 3. わが家の『キャッツ』 大家族になった 母から譲り受けたもの 上手にご馳走になる方法 クリスマスプレゼントの交換 新年初日 幸せは、バターだ! 五百ウォンコンサルティング 私たちは別世界に住んでいる 家庭の平和をお金で買う 家内と主人 都会の呑んべえ女たち 私たちの老後計画ーハワイデリバリー 望遠スポーツクラブ 男の人がいればよかったと思う時 4. 私の第一保護者 私たちはお婿さん かなり近い距離 ひとりで過ごした一週間 破壊王 一緒に住んでよかった 望遠洞生活と自転車 私たちが別れるなら 家族ともっと大きな家族 今、そばにいる人が私の家族です 訳者解説