著者 : キンタ
ミスリル剣すら修理してみせ、知る人ぞ知る名匠となってきたエイゾウ。ある日持ち込まれたのは、刀の製作依頼。元日本人として思わずテンションが上がるエイゾウだったが、問題は依頼主が人間と因縁深い魔族ということで…。可愛い走竜が家族になったり、異世界初のサスペンション開発、さらには魔物討伐隊に随伴して出張工房を開いたり。“いつも”を積み重ねながら、今日も鍛冶屋は大盛況のようです。
とんでもない業物を作るチートを貰い、異世界でのんびり鍛冶屋を営むエイゾウ。ある日、暴漢に襲われる伯爵家令嬢のディアナを助け、匿うことに。何やら伯爵家は、一本の家宝の剣を巡ってきな臭いことになっているそうだが…。さらには、エルフの里からミスリルの宝剣の修理依頼が!人の手には余るファンタジー素材の加工に心を躍らせるエイゾウ。一介の鍛冶屋にできることなんてたかが知れてるが、まあやれるだけのことはやりますか…。
クラウスの異種族間結婚、育て子たちとの再会。新たな絆を結び、さらに領地を発展させていくディアス。しかし、アルナーの兄ゾルグと共闘しドラゴンを倒したもののその戦闘で受けた毒の影響で倒れてしまう!朦朧状態の彼を救うのは人語を話すメーアから譲り受けた奇跡の薬草!?さらに友好を結ぶエルダンにも大きな変異が…?冬備えの準備をはじめたディアスたちに訪れる転換期!!
深夜残業を終えて帰宅中、猫を助けてトラックにはねられたエイゾウ。その猫は神様っぽい何かだったらしく、見返りとして、希望のスキルを貰って異世界に転生することに。「趣味のモノづくりで暮らしたい」と願い、鍛冶に始まる生産スキルで早速ナイフを作るとー藁束が切れた。台ごと。どうやら貰ってしまったのは国政を揺るがしかねない業物を生み出すチートのようで…?そんなの危なっかしいし、そこそこの力で鍛冶屋としてのんびり生計を立てよう…。第4回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門大賞受賞作。
河川敷で生活する男の名は暁平助。転移した異世界でたこ焼き屋を開業し、一山当てた時の人だ。しかし、ある事件により事業は頓挫。瞬く間にホームレスに。そんな平助が一日の糧を賭け、バーガー屋のゴミ捨て場でカラスや野良犬と激闘を繰り広げていると、凛とした女性の声がかかる。「お久しぶりねご主人様。暫く見ない間に愉快になったじゃない」実業家時代に拾った奴隷メイド・サーファイアとの再会が、最底辺から始まる人生逆転劇の幕開けとなるのだった…!HJ文庫銀賞受賞作品。