著者 : クレオ・コイル
NYでは誰もかれもがお手軽に白馬の王子さまを見つけようと、マッチングアプリが大流行に。ところがアプリで知り合った男性に復讐を考えた女性が、よりによってクレアのコーヒーハウスで発砲事件を起こしたから、さあ大変! クレアの機転で被害者こそ出なかったものの、現場の動画がまたたく間に拡散されてしまったせいで、店は閉店の危機に!
かつて豪華客船とともに沈んだとされた伝説の宝石が、思わぬ形でふたたび姿を現した! ところが、すべての謎の鍵を握る宝石商は何者かに毒を盛られ、こん睡状態に。海底に葬られた60年前の事件、許されざる愛、そして新たな犠牲者。不幸を呼ぶという伝説のダイヤを婚約指輪に贈られたクレアもまた、いやおうなく悲劇に巻きこまれていき……!?
芳ばしい香り漂う大人気シリーズ第15弾! 老舗コーヒーハウスの2号店がついにオープン! そこに現れた意外すぎる人物とは!? 長い歴史を誇るニューヨークの老舗コーヒーハウス「ビレッジブレンド」が、いよいよワシントンに2号店をオープン! 人気店になること間違いなし、のはずが、トラブル続きで経営はぎりぎり。マネージャーを務めるクレアは頭を抱えていた。そんなとき、コーヒーハウスに併設したジャズクラブへ、黒づくめの衣装で舞台にあがる女性ピアニストの姿が。その正体は大統領令嬢のアビー! 才能あふれる演奏にクレアはすっかり魅了されてしまう。ところが、身分を隠した令嬢の存在はたちまちマスコミの知るところとなり、店は混乱の渦に。そのうえ、アビーが忽然と姿を消したことで、FBIはクレアを最重要容疑者として指名手配した。まさか自分が逃亡劇を繰り広げることになるとは夢にも思っていなかったクレアと、2号店の運命は!?
秋のおとぎ話フェスティバル〉で、ピンク・プリンセスに扮した女性がまるで眠り姫のように意識不明の状態で、森の中から発見された。続いて、レッド・プリンセスも何者かに命を奪われてしまった! 二人が共通して持っていたのは「金の鍵」のネックレス。これが秘密の高級クラブの通行証だと突き止めたクレアは、おとぎ話よりも不思議で危険な、NYの裏世界に潜入することになり……!?
「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」-- そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。 野球帽をかぶったその風変わりな若者の正体は、IT業界の革命児にして億万長者のエリック・ソーナー! 彼のリムジンを狙った爆発事件がビレッジブレンドの目の前で起き、クレアは身を呈してエリックを救出した。 そのお礼にと、エリックはクレアをNY随一の高級レストランに招待する。 そこで彼は、金に糸目をつけない究極の「ビリオネア・ブレンド」の開発をクレアに依頼。まさに夢のような提案だった。 けれど、目的のためには手段を選ばないIT億万長者たちのゴージャスで恐ろしい世界を垣間見たクレアは、 ソーナーが本当にただの事件被害者なのかどうか疑問を抱きはじめ……!?
クリスマス・ソングが流れ、宝石のように煌めくマンハッタンの街、この激戦区で老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアは、今年はクリスマス特製クッキーの甘い香りで道行く人々を誘惑する作戦を立てた。これが大成功し、店は大賑わい。ところがそのクッキーのために増員したスタッフが、セレブたちの集うクリスマス・パーティーで撲殺されてしまった。第一発見者はクレア。新作カラメル・ラテがセレブに大評判でてんてこ舞いだったとはいえ、何か被害者を救える手立てがあったのではとクレアは自分を責めずにはいられなかった。そして、気落ちする彼女にさらなる悲劇が襲う。恋人マイクの乗った飛行機が、猛吹雪で墜落したという衝撃的な報せが舞いこんできて…!?
ニューヨークの老舗コーヒーハウス“ビレッジブレンド”を切り盛りするクレアは、新たにフード・トラック・ビジネスに乗り出した。焼きたてマフィンとスペシャルコーヒーを運ぶ屋台はたちまち大盛況。ところがそんなとき、メニューのコンサルタントであるリリーが、店の近くでひき逃げにあってしまった。意識を失う前に「こうなるとわかっていた」と言い残して。なぜそんな言葉を?謎を追うクレアの前に現われたのは、ひき逃げ犯を心から憎み、逮捕に心血を注ぐ風変わりな捜査官。彼は味方?それとも…!?簡単おいしいレシピ付き、アロマ漂う人気シリーズ第11弾!