著者 : ケネス・フィアリング
大時計大時計
雑誌編集長ジョージは、彼の会社の社長ジャノスの愛人ポーリンと深い仲になっていた。ある夜、彼女をアパートへ送ったジョージは、そこでジャノスの姿を見かけた。翌朝、ポーリンの死体が発見される。犯人はジャノスにまちがいなかった。ところが、何者かに目撃された事に気づいたジャノスが部下を動員し、ひそかに目撃者探しを開始したのだ。彼がその指揮者に指名したのは、こともあろうにジョージだった!調査の方向をそらそうという努力もむなしく、彼はしだいに追いつめられる…息づまる筆致と意表をつく構成で描く傑作サスペンス!
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